表情豊かな黒を効かせて、甘さのなかにきれのよさを。「チュールスカート」の着回しレッスン

たまの外出が、貴重な時間になった昨今。『Precious』2月号では、「チュールスカートの着回しレッスン」企画を展開中です。

陰影豊かな透け感とエアリーなシルエットにときめくチュールスカート。重くなりがちな冬スタイルが軽やかに華やぐ演出力は、オンにもオフにも魅力です。

着回しのコツは、甘さや子供っぽさが先行しないクールな配色。高級感やモード感を醸す黒を投入すれば、大人の女性らしいコーディネートが実現します。

今回は、仕事・ディナー・休日の3つのシーン別に、チュールスカートの着まわしコーディネートをご紹介します。

【シーン1:For Work】黒が主役のメリハリ配色と迫力のロングコートで女らしく、かっこよく!

スカート_1,コート_1,ニット_1,サングラス_1,ブレスレット_1,指輪_1,バッグ_1,ブーツ_1,冬コーデ_1,大人コーデ_1
コートのすそからチュールをのぞかせて、仕事スタイルに大人かわいい躍動感を。コートのすそから少しのぞく長めの丈が大人っぽく、今らしいバランスの決め手に。スカート¥109,000(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、コートの前を浅く合わせてウエストマークするとシルエットに自然な動きが生まれる。コート[ベルト付き]¥89,000(サードマガジン)、ニット¥36,000(スローン)、グローブ¥16,000(ebure GINZA SIX店〈カリデイ〉)、サングラス¥33,000(グローブスペックス ストア〈オリバー・ゴールドスミス〉)、バングル¥1,256,000・リング¥468,000(ピアジェ)、バッグ¥216,000(トッズ・ジャパン)、ブーツ¥202,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)

黒のロングベルトでウエストをゆるやかにマークしたキャメルコートから、カシミアニットとチュールスカートのマット&シアーな黒をちらりとのぞかせて。

キャメル×黒配色に程よい甘さが宿って、今らしい仕事スタイルが完成。黒のブーツでスカートから自然に目線をつなげてすっきり感も意識。

【シーン2:For Dinner】タキシードジャケットとフラットシューズでこなれた盛装感を表現

大人コーデ_2,冬コーデ_2,スカート_2,ジャケット_1,ニット_2,ブレスレット_2,バッグ_2,靴_1
華やかな場を楽しむ高揚感を、自由なミックス・ブラックが物語って。スカート¥109,000(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ボタンまでシルキーな艶ブラックで統一したジャケットが、クラス感のある華を演出。ジャケット¥69,000(オンワード樫山〈R〉)、ニット¥23,000(スローン)、バングル¥402,000/参考価格(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ¥304,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、愛らしい刺しゅうを施したベロアのオペラシューズで、小粋な遊び心をトッピング。靴¥71,000(ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア〈スタブス & ウートン〉)

チュールスカートのラグジュアリーな女らしさを生かしつつ人とは違う華やぎスタイルをかなえるのが、素材とテイストの異なる黒のミックスコーディネート。

クールに艶めくタキシードジャケットとシアーなふんわりスカートで仕上げた辛口フェミニンなシルエットに、シルクニット、バッグ、ベロアのオペラシューズ…個性豊かな黒をちりばめて。格調高くも遊び心が香って、賞賛の視線を集めそう! 

【シーン3:For Holiday】上品トラッドなケーブル編みニットで、大人かわいくカジュアルダウン

大人コーデ_3,冬コーデ_3,スカート_3,ニット_3,時計_1,ピアス_1,バッグ_3,ブーツ_2
ふんわりスカートを軽快カジュアルに着こなす、配色とバランスに注目。スカート¥109,000・ニット¥122,000(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、時計¥2,880,000(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ピアス¥98,000(ヒロタカ 表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)、バッグ¥261,000(デルヴォー・ジャパン)、ブーツ¥120,000(HAUNT代官山/ゲストリスト〈サルトル〉)

白のケーブル編みニットは、程よく体のラインにフィットして上半身を華奢に見せ、チュールスカートのふんわりシルエットを自然に際立たせてくれる。

斜めがけしたミニバッグと、スカートから目線をつなげる乗馬ブーツで縦ラインを強調して、遠目にもスタイルアップ!

※掲載した商品は、すべて税抜です。

問い合わせ先

PHOTO :
生田昌士(hannah/人物)、佐藤 彩(静物)
STYLIST :
髙橋リタ
HAIR MAKE :
hiro TSUKUI(Perle)、島田真理子(UM)
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
COOPERATION :
マンダリンオリエンタル 東京、三井本館、BACKGROUNDS FACTORY
EDIT&WRITING :
岡本治子、遠藤智子(Precious)