パーソナルな音楽空間に絶対ハマる！ヤマハの正統モニタースピーカー

DTMによる音楽制作や演奏に欠かせない機器が、原音を忠実に再現し、各パートの仕上がりやノイズなどを細かくチェックできるモニタースピーカーだ。各オーディオブランドから様々な製品がラインナップされる中で、コンパクトサイズのパワードモニタースピーカーとして高く評価されているのが、ヤマハの「MSPシリーズ」である。

新たに登場する『MSP3A』は、シリーズのハイクォリティなリファレンスサウンドを継承。筐体は4.4kgから3.6kgへ大幅に軽量化され、可搬性がより高く、設置場所の変更にも容易に対応する。DTMに限らず、プライベートスタジオやサラウンドシステム用としても優れた実用性を備えている。

持ち運んで使える軽量コンパクト設計

ピーカー部には、10cmウーファーと2.2cmツイーターを搭載した2ウェイ・バスレフ方式を採用し、スピーカーの特性に最適化された22Wのパワーアンプを内蔵。さらにバスレフポートには、ポート両端で発生するノイズを大幅に抑制する独自技術「ツイステッドフレアポート」を採用することで、よりクリアで忠実な低域再生を実現している。

「ツイステッドフレアポート」は、ポートの入口から出口に向かってその広がり方を変化させ、さらに独自の「ひねり」を加えることでノイズの原因となるポート両端での気流の乱れを抑え、クリアで忠実な低域再生を実現。耳障りな音の濁りやポート両端で発生するノイズを低減し、正確な音程・リズム感が重要となるリファレンススピーカーとして最適な低域再生を体感できるようになっている。

クリアで忠実な低域再生する独自の「ツイステッドフレアポート」

「ツイステッドフレアポート」によって気流の乱れを抑え、空気がスムーズに流れることで音の濁りやノイズを低減させている。

多彩な使用シーンに応える入力端子を用意し前面操作も可能

コンパクトサイズながら入力端子も充実し無駄のない設計になっている。

幅広いシーンで活用できる機能として、プロ用音響機器やミキサーの+4dB出力をダイレクトに接続できるXLR/TRSフォーン端子や、電子楽器や民生用音響機器の接続に便利なRCA端子を搭載。また、前面にトーンコントロールやレベルコントロールも装備され、設置空間や部屋鳴りといったモニター環境に合わせて音質を調整することも簡単にできる。

ヤマハ『MSP3A』

ヤマハ『MSP3A』SPEC●形式:2ウェイ・バスレフ型パワードスピーカー●クロスオーバー周波数：4.0kHz●再生周波数帯域:67Hz～22kHz（-10dB）●最大音圧レベル：99dB SPL（1m）●サイズ・質量：W144×H236×D166mm・3.6kg。２月発売。オープンプライス（実勢価格￥15,000前後〈１本〉）

また、別売りのブラケットと組み合わせることで、天井に吊ったり壁面に設置することが可能。同じく別売りのマイクスタンドアダプター「BMS-10A」を使えば、一般的なマイクスタンドに設置することもできる。

近距離での視聴に適しているので、『MSP3A』をリスニング用スピーカーとして使っても今までにないサウンド体験を楽しめる。

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