シャープにもプレイフルにも表情が変わる、シャネルらしさを堪能
リモートでもリアルでも、さまざまなシーンで知的な美しさを添えてくれるのが、レクタンギュラーケースの時計。グラフィカルなフォルムが端正な存在感を発揮し、まとう人を引き立てます。なかでも格別のオーラを放つのが、名門ブランドのタイムピースです。
そこで、キャリア女性に人気の高い4ブランドのウォッチを厳選してご紹介し、魅力を解き明かすというシリーズ企画をお届け。本記事では、シャネル(CHANLE)の「ボーイフレンド」に注目します。
シャネルの世界を彩る「美」のさまざまなアスペクトの一つが、マスキュリンなタッチ。かつてマドモアゼル シャネルがボーイフレンドから刺激を受けて自身のビジョンに磨きをかけたように、現代のウォッチメイキングでも、ジェンダーを超えて美しさを追求しています。
そんなシャネルの真価を堪能できるウォッチが「ボーイフレンド」。無駄をそぎ落としたシャープな直線には凜とした表情が宿り、そのラインとダイヤルの曲線とのコントラストがエレガンスとモダニティを表現します。
「ボーイフレンド」の登場は2015年。以来人気を集め、2020年秋にさらに進化を遂げました。それが、手軽にストラップを付け替え可能なアタッチメントを搭載した、インターチェンジャブル仕様です。同時に新たなストラップのバリエーション「マイ ボーイフレンド」も展開。
新しく「ボーイフレンド」を購入すると、基本のキルティングパターンのブラックカーフスキンのほかにもう1本好きなストラップを選べるので、装いに合わせて着替える楽しさが。さらにストラップを追加したい場合は、1本¥25,000(税別)で購入が可能です。
■1:ステンレススティールケース|端正な艶めきで知的な存在感を発揮
ステンレススティールが醸し出す知的な雰囲気、光の加減でニュアンスが変化するダイヤルのギョウシェ、「シャネル N°5」のボトルストッパーとヴァンドーム広場へオマージュを捧げる八角形のケース。それぞれに完成されたエレメントが絶妙なハーモニーを奏で、洗練を極めてこその圧倒的な存在感を放ちます。
キルティングパターンのカーフスキンを用いたブラックのストラップとのコンビネーションは、シャネルを象徴するモノトーンの美しさを堪能できるデザイン。シャープなテイストの服に合わせればマスキュリンな表情が引き立ち、柔らかい印象のスタイルなら引き締め役として活躍してくれます。
写真左は、カーフにふっくらとしたキルティングパターンを施したストラップ。キルティングモチーフは乗馬の世界から取り入れたもので、1955年マドモアゼルがデザインした最初のハンドバッグに用いられています。
右は裏側にカーフをあしらったツイードのストラップ。ガブリエル シャネルはウェストミンスター公爵からツイードに対する愛を受け継ぎ、1924年、紳士服の世界からこの素材を取り入れた最初のスーツを発表しています。
■2:ベージュゴールドケース|マスキュリンな表情に華やかさをプラス
肌映りのいいベージュゴールドのモデルは、研ぎ澄まされたデザインにシックな華やぎが加わり、上品なリュクス感を演出できます。オパール ホワイトのダイヤルとの控えめなコントラストも優美そのもの。
ブラックのストラップとの組み合わせなら、インテリジェントな雰囲気をまといながらも印象的なオーラを発揮。スタイルを問わず品格を添えてくれるウォッチなので、シンプルなコーディネートに変化をつけたいときにもぴったりです。
写真左は、カーフにアリゲーターパターンを型押ししたストラップ。時計がより華麗に際立つ組み合わせです。右はツイードの裏側にカーフをあしらったタイプ。シャネルのツイードならではの、繊細な美しさが魅力。
以上、シャネルのウォッチ「ボーイフレンド」をご紹介しました。
ステンレススティールとベージュゴールドどちらのタイプも、ストラップで大きく表情が変化するため、買い足していけば多彩なスタイルをカスタマイズできる楽しみも増えます。服に合わせて時計も雰囲気を変えたいという方におすすめです。
※掲載した商品はすべて税抜きで、2021年2月3日現在の価格となります。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 髙橋真理子
- EDIT :
- 谷 花生