「タンク」ウォッチが時を超えて愛される秘密は、知性の光るエレガンス
リモートでもリアルでも、さまざまなシーンで知的な美しさを添えてくれるのが、レクタンギュラーケースの時計。グラフィカルなフォルムが端正な存在感を発揮し、まとう人を引き立てます。なかでも格別のオーラを放つのが、名門ブランドのタイムピースです。
そこで今回から4回のシリーズ企画でキャリ女性に人気の高い4ブランドのウォッチを厳選してご紹介し、魅力を解き明かします。本記事では、カルティエ(Cartier)の「タンク」ウォッチに注目しました。
カルティエが初めて手首に装着するウォッチを手掛けたのは20世紀初頭のこと。飛行家に贈られたこの1本から、いずれ訪れる新たな「腕時計」の時代を予見し、研究を重ねアイデアを練り上げます。その後、1917年に誕生したのが「タンク」ウォッチでした。
戦車(タンク)を上から見た平面図に着想を得たデザインは、ブレスレットとケースが一体となった革新的なもの。その完成された美しさは現在も変わらぬ輝きを放ち、人々の心を惹き付けてやみません。
今回フォーカスするのは、アイコンであるコレクションの「タンク ルイ カルティエ」と「タンク フランセーズ」のウォッチ。いずれも、ダイヤルのローマ数字や線路型分目盛りなど、象徴的なデザインを用いており、そうしたひと目で「タンク」とわかる特徴は、見る目の確かさの証としてまとう人の価値を高めます。
また、カジュアルなTシャツから上質なスーツまで、服の雰囲気を損なうことなく知性と気品を演出できるのも、時の流れを超越した存在感を持つ「タンク」ならでは。
どちらも、ビジネスシーンからパーソナルなひとときまで、頼りがいのあるパートナーとして寄り添ってくれるウォッチです。
■1:タンク ルイ カルティエ|装いに圧倒的な気品を添えるウォッチ
3代目のルイ・カルティエが自らの名を冠して愛用した「タンク ルイ カルティエ」ウォッチは、「タンク」コレクションの代表作。
ストラップとの一体感をさりげなく強調するレクタンギュラーのフォルム、ダイヤルの直線とアタッチメントの丸みのコントラストなど、デザインやディテール一つひとつに、時を超えたモダニティが宿ります。さらにアリゲーターストラップがクラシカルな表情をプラス。すべてが美しく調和し、永遠の気品を生み出します。
組み合わせに悩む心配がないのもこのウォッチの魅力。シャープなシャツスタイルにも、女性らしいアイテムにも比類のないエレガンスを添え、身につける人の知的なパーソナリティを引き立てます。
■2:タンク フランセーズ|スティールとゴールドのコンビで知的な遊び心を表現
「タンク フランセーズ」は1996年の発表以来人気のコレクション。スティールブレスレットの中央に、アーチ状にカーブを描くケースをあしらい、途切れのない美しいフォルムを表現しています。
ダイヤルにはスクエアフォルムの線路型分目盛りとそれを囲むようにローマ数字を配置。卓越したデザイン性と視認性を同時に叶えます。時分針とリューズでブルーをきかせた洗練されたアクセントも、カルティエならでは。各エレメントが絶妙なバランスを作り出し、独特のフォルムとともに、知性香る表情を醸し出します。
まるでブレスレットのように手元を飾る「タンク フランセーズ」。着こなしに遊び心を添えるスティールとイエローゴールドとのコンビなので、シンプルな服のアクセントとしても活躍します。
以上、カルティエの「タンク」ウォッチをご紹介しました。
2本はともに知性とエレガンスをあわせ持ち、技術を培い革新を探求し続けるカルティエならではの、真価を堪能できるタイムピースです。スタイリッシュで機能面も信頼できる時計をお探しなら、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 髙橋真理子
- EDIT :
- 谷 花生