パリでのステイ先ホテル

パリに行くことが多い私ですが、宿泊先はこのふたつ。「ル ロイヤルモンソー・ラッフルズ パリ」と「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」です。

パリ中心地にあるホテル「ル ロイヤルモンソー・ラッフルズ パリ」の客室 Deluxe Collection Rooms designed by Philippe Starck in Hotel Le Royal Monceau Raffles Paris Paris France.
パリ中心地にあるホテル「ル ロイヤルモンソー・ラッフルズ パリ」の客室
Deluxe Collection Rooms designed by Philippe Starck in Hotel Le Royal Monceau Raffles Paris Paris France.

凱旋門やシャンゼリゼ通りから徒歩圏内の、パリの中心街に位置する「ル ロイヤルモンソー・ラッフルズ パリ」は、フランスらしい華やかさがありつつも、こじんまりと洗練された居心地の良いホテル。

フランス人デザイナー、フィリップ・スタルクにより、新しく生まれかわったホテルは、伝統を生かしつつモダンな佇まいに。館内の内装から家具にいたるまで、アートな空間が広がります。ホテル内の階段を上りながら眺める豪華なシャンデリアは圧巻。ミラーの映り込みもあって、まるで鏡の国に入り込んでしまったかのような光の渦に目がくらみそう。そこここにスタルクのセンスを感じます。

カフェやレストランも美味しく、サービスもパーフェクト。仕事でもプライベートでも、いつ行ってもパリのエキサイティングな一面と、クラシックな情緒の両方を楽しめる場所です。

パリの中心地にあるホテル「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」外観
パリの中心地にあるホテル「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」外観

もうひとつの常宿は「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」。こちらのホテルもパリの主要な見所から徒歩圏内にあるので、利便性もバッチリ。1935年の“ランコム”創業時からフォーブル・サントノレ通りにある、パリ最古の美容サロンのひとつ「ランコム アンスティテュ」にも近いのでよく利用します。

パリの中心地にあるホテル「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」のテラス（シティービュー）
パリの中心地にあるホテル「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」のテラス（シティービュー）

人通りの多い通りに面していますが、一歩中へ入ると、オリジナルのコンテンポラリーアートが多数飾られた、広々としたロビーが。館内の落ち着いた雰囲気は居心地も抜群です。

そのほかに「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」が好きな理由は、ホテル内に漂う香り。BLAISE MAUTIN（ブレイズ・モータン）という調香師がこのホテルだけのためにつくった、大人の女性らしいオリエンタルな香りは、滞在中も落ち着いてリラックスできます。ホテル内のブティックで購入できるので、パリに行った際には、このホテルに泊まらないときでも必ず買って帰ります。

パリの中心地にあるホテル「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」オリジナルの香水「BLAISE MAUTIN（ブレイズ・モータン）」
パリの中心地にあるホテル「パーク ハイアット パリ ヴァンドーム」オリジナルの香水「BLAISE MAUTIN（ブレイズ・モータン）」

■PARK HYATT PARIS-VENDÔME
5 rue de la Paix, 75002 Paris, France
TEL: +33 1 5871 1234
http://paris.vendome.hyatt.com/ja/hotel/abridged/home.html

この記事の執筆者
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菊池由美子さん ランコム PR／メディア統括部長
1960年生まれ。英国系船舶代理店、クリエイティブエージェンシーを経た後、化粧品業界に入り米系化粧品PRを経て2006年より現職。フランス流の幸せな人生を自ら体現すべく現在も修行中。 好きなもの：猫全般。３匹の猫（ベンガル2歳オス、メインクーン6歳メス、ラグドール6歳メス）を飼っています。全国各地の招き猫収集、“Bobby Dazzler”の猫人形の数々、竹内栖鳳、加山又造、Felix Vallotton、タンザニアのアート「ティンガティンガ」の豹（ネコ科）の絵画、江戸の猫絵など、家中に猫があふれかえっています。
クレジット ：
写真／Aflo　構成／渋谷香菜子
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