上質でシンプルでモダンでありながら、どこかチャーミング。そんな「ロエベ」に魅了される大人の女性たちがますます増える今。
『Precious』4月号では、企画「愛あるラグジュアリー、『ロエベ』10の物語」を展開中。極上の素材やデザインが、感性までをも刺激する。今、最も気になるブランドの魅力のすべてに迫ります!
本記事では、クリエイティブ ディレクター ジョナサン・アンダーソンの功績についてご紹介します。
【vol.3の記事はこちら】“ロエベ”の「パズル」バッグができるまで|クラフトマンシップ息づく制作過程
豊かな時間を教えてくれる旗艦店にも潜入!ジョナサン流「未来のラグジュアリー」
実直な物作りで知られるロエベを、人々をワクワクさせ、ファッション界をリードするメゾンのひとつへと更新したのは、ジョナサン・アンダーソンの功績。
'13年のクリエイティブ ディレクター就任以来、ロエベの魅力は高まるばかりです。
新しいのは、ジョナサンの提案がおしゃれアイテムと文化、ファッションとアートをつなぐ架け橋となっていること。旗艦店「カサ ロエベ 東京」も、そのひとつです。
「架空のアートコレクターの家」がコンセプトの店には、洋服やバッグに加え、ジョナサンが選んだアーティストの作品や職人の家具が並んでいます。
発見に満ちた空間は、なんと気持ちが豊かになること!
ジョナサンはアートやクラフトをとても大切にしています。'16年には、現代美術や工芸の作り手に活躍の場を与える「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」もスタートさせました。
そうした活動は、私たちが新しいアートやクラフトに出合うきっかけに。そこにこそ、持つもの、着るものだけではない、「これからのラグジュアリー」を感じるのです。
新スタンダードを生み出す芸術家を支援「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」
ジョナサンが発案者となり、'16年からロエベ財団によって運営されている「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。世界100か国以上の職人の応募作品からファイナリストを選び、展示する取り組みです。
'19年には、「漆の今を表現した」石塚源太が日本人初のグランプリに。
昨年のファイナリストの展示は延期となり、今年5月〜写真のジェシカ・ローリンやマルク・リクールら30名の作品をパリ装飾美術館で展示予定。
問い合わせ先
- CASA LOEWE Tokyo
- 営業時間:11:00〜20:00(変更の可能性有)
- 定休日:不定休
- TEL:03-5568-6191
- 住所:東京都中央区銀座7-5-4
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー/静物)、篠原宏明(ショップ)
- STYLIST :
- 小倉真希
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、遠藤智子(Precious)