2010年の誕生以来、エルメスが隔年で発表しているコレクション “HAUTE BIJOUTERIE(オート・ビジュトリー)”。エルメスのクリエイティブ・ディレクターとして16年間活躍し続けてきたピエール・アルディが、その年月を通じ、エルメスらしさを追求してきたこのジュエリーコレクションの第4作目が、いよいよ日本初公開されます。明日、10月28日(土)から!

場所は銀座のメゾン エルメスの10F。Precious.jp編集部ではいち早くその会場に潜入、その魅力の一端をお届けいたします。常にファンを楽しませてやまないエルメスが今回、用意した衝撃的な仕掛けは「暗闇」「12のタイプカプセル」「浮かび上がる宝石やカラーストーンの眩いまでの存在感」でした。

入り口の案内板からモノトーン仕立て

10Fの会場の入り口に入ると、待ち受けているのは天地左右、すべてが真っ暗な空間。そこに12の「タイムカプセル」と呼ばれる長方形のモジュールが、腕時計のように円状担っています。

石棺のようなモジュール。中にはジュエリーが陳列されている

これは建築家・アーティストのディディエ・フィウザ・フォスティノが手がけた、「時を刻み込むための12のモジュール」。暗闇の中、時折光が明滅し、まるで映画『ブレードランナー』の近未来世界に迷い込んだかのような、不思議な感覚にとらわれます。

モジュールの中央

モジュールは、会場の中央の不思議なボックスを取り囲むように円状に並び、すべてがチューブでボックスに繋がっています。あのボックスは何でしょう? 知の源泉でしょうか!? 芸術はあの箱から生まれて、またあの箱に帰っていくのでしょうか!?

モジュール内にはオート・ビジュトリーのジュエリーたちが格納されていますが、12の作品がそれぞれまったく異なる素材使い、デザイン使いがされていて、モジュールを移るたび「あっ!」「…これは?」「なんて綺麗!」など、異なる感動の琴線に触れることができます。

白い立体は「時のつながり」を表現しているのでしょうか

時に繊細なゴールドあり、ダイヤモンドびっしりのネックレスがあり、天然石がふんだんに使われていたりと、素材ごとに異なるデザインのジュエリーを目にすることができるのです。

ペンダント[アトラージュ・セレスト]大きなピンクオパールとオレンジのサファイアが印象的
ペンダント[アトラージュ・セレスト]。アトラージュ・セレストとは”天空の馬車”の意味だそう
ブレスレット[フ・ドゥ・シエル]トルマリンやガーネット、アイオライト、インペリアルトパーズ、ダイヤモンドが使われた目に眩いブレスレット
[フ・ドゥ・シエル]のリング。日の出から夕暮れまで、一日の太陽の光をカラーストーンで表現したシリーズです
 

暗闇の中に浮かび上がるジュエリーを見つめていると、「これはクレオパトラがしていてもおかしくないわ」「このブレスレットは手持ちのあのドレスに合いそう…」など、想像力の羽が自然に頭の中に広がっていきます。「オブジェを集中的に観てもらいたい」というクリエイターたちの願いが見事、実現している闇空間になっているのです。

 
ピンをモチーフにした「シェーヌ・ダンクル・パンク」ゴールドジュエリーも
「シェーヌ・ダンクル・パンク」はシルバーのものも
マザー・オブ・パールとロッククリスタルが使われた、自然の素材の魅力を引き出したジュエリーも

以上、ごく一部ですが、エルメスが手がけた素晴らしいオート・ビジュトリーやシルバージュエリー、ゴールドジュエリーが集まる展覧会「HB-IV CONTINUUM」の会場の様子をお届けしました。

明日28日から、たった9日間しか展示されないスペシャルピース、銀座でのお買い物やお出かけに合わせてぜひ、その目で確かめてみてくださいね。

 

問い合わせ先

  • HB-IV CONTINUUM
  • 会期/2017年10月28日(土)~11月7日(火)
  • 会場/銀座メゾンエルメス 10階
  • 住所/東京都中央区銀座5-4-1
  • 営業時間/11:00 ~20:00 (日曜日は19:00まで)
  • エルメスジャポン TEL:03-3569-3300
この記事の執筆者
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