マスク着用がスタンダードになってから皮膚科の受診者が急増。「マスクゾーンに炎症を起こす、いわゆるマスク荒れで受診する人が増えました。たるみや毛穴の開きを抱えている人も急増しているはずですが、こちらは無自覚な人も」と、青山ヒフ科の亀山ドクター。マスク着用によって抱える物理的・精神的ストレスが原因で分泌されるイライラホルモンは、感覚神経を刺激し、痒みや痛みを引き起こす。また、美容ジャーナリストの加藤氏は「マスク装着で皮膚温が30〜34℃まで上昇すると、皮脂量が2倍になるという研究結果が出ています。皮脂の分泌量の増加は、ニキビや毛穴開きの原因にも。正しいケアができていないと肌状況は悪化する一方」と警鐘を鳴らす。マスク着用がネオスタンダードになった今、スキンケアの見直しが必要なのである。それぞれトラブル別に紹介するので、今後の参考にしていただきたい。

マスクの下で起きている肌トラブル4つ

トラブル1:乾燥・肌荒れ

「乾燥」や「肌荒れ」対策に効果的なフェイスクリーム&リップクリーム

マスクの着脱による温度・湿度の急激な変化が肌の水分を奪い肌を乾燥させる。肌の乾燥はバリア機能を低下させ、肌荒れを引き起こすので注意したい。またマスクと触れる部分の摩擦によって、肌が炎症を起こすことも。特に蒸れやすく、表面にごわつきのある不織布素材のマスクは、乾燥・炎症ともに進行しやすいので用心したい。

マスク着用による「乾燥」や「肌荒れ」対策は、高機能なスキンクリームとリップクリームの習慣化だ


トラブル2:たるみ

理想的なフェイスラインに効果的な美顔器とローラー

マスクで覆われていることによる緊張感の低下やコミュニケーションの減少などが原因となり、表情筋が衰え、フェイスラインをたるませる。口角が下がってきた、顔のシルエットがもたついてきたと感じるのは、たるみのサイン。早急にケアを行い、たるみを食い止めるべし。

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トラブル3:毛穴の開き

毛穴の開きの対策に効果的な美容液

自分の呼気で発生する熱と水蒸気で、マスクの中は高温多湿。つまり、マスクの中はスチーム状態。そうなると当然、毛穴は開きっぱなしに。そして蒸れた状態でマスクを外すと、一気に水分が蒸発して肌が乾燥する。さらに乾燥も、毛穴の開きの一因であることを覚えておきたい。

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トラブル4:菌の増殖

マスク用の除菌ミスト

口の中には700種類ほどの細菌が生息しているといわれている。咳やくしゃみによって出てきた唾液に加え、皮脂や汚れが付着するマスクの内側。高温多湿なマスク内で、菌が増殖していることは想像に容易い。菌はにおいや肌トラブルを悪化させる要因になるので要注意。

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