雑誌『Precious』5月号では特集「時を超えて受け継がれる、エルメスのアイコンモチーフ物語」を展開しています。その特集では極上の素材と技、創造性豊かなデザインが生み出す最旬エルメスの、愛すべきモチーフに注目しました。
本記事では『コリエ・ド・シアン』のモチーフが使われたアイテムをご紹介します。
洗練と遊び心が漂う『コリエ・ド・シアン』
ひとりの顧客のイマジネーションが、ときにメゾンで受け継がれるアイコンとなるのも、エルメスならでは。20世紀初頭、ある顧客の婦人が自らの装いを彩るベルトを探していました。
リクエストに応えて誕生したのが、犬の首輪から着想を得て誕生した丸みを帯びたピラミッドスタッズとリングをあしらった革ベルト。この犬の首輪のデザインから人気ブレスレット『コリエ・ド・シアン(犬の首輪)』も誕生しました。今季は、この意匠がアートフルに彩る靴やカラフルなアクセサリーが必見。
■1・2・3:アルミ素材の新名品たち!『カプリス』、『コリエ・ド・シアン』、『メドール』
鮮やかなカラーと驚くほどの軽さが魅力のアルミニウム素材のアクセサリーは、モダンでタフな新名品。革新的な技法が用いられており、傷がつきにくいのが魅力。人気のブレスレットには、濃淡ブルー、オレンジ×ローズなどバイカラーも新たに登場。
■4:サンダル『カイア』
甲の部分におなじみのアイコンが。エルメスのフラット靴はカジュアルでも、どこかエレガント。レモンイエローの靴も、足元に視線を落とすたび気分まで上がる予感。
■5:ミュール『クリスティ』
モダンアートのようなヒールに注目の白いミュール。
※掲載した商品は全て税込みです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious5月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 青木貴子(whitebox)
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、遠藤智子(Precious)