「水沢ダウン」で一躍、おしゃれな機能性日常着としても認知された、スポーツウェア専門ブランド、デサント。「水沢ダウン」のヒットの理由を探りに直営店「デサント ブラン」へ取材へ行ったところ、日常生活に取り入れたい、大人の女性にぴったりな高機能でスタイリッシュなアイテムをたくさん発見してしまいました。

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それは、従来のスポーツウェアとは一線を画し、機能性とデザイン性を追求している「デサント オルテライン」。かの水沢ダウンもこの「デサント オルテライン」のなかのアイテムです。デサントが誇る技術が光る機能が満載で、すっきりシンプルなデザイン。また、「オーラリー」のデザイナー岩井氏がデザインを手掛ける「デサント ポーズ」コレクションも上質な素材にこだわったラインナップで人気。いずれも新しい選択肢としてとしておすすめしたい逸品ばかりですが、編集部が厳選した3着をご紹介します。

「デサント ブラン」の逸品アウター3選

■1:イチ押しはアウターにも使えるインナーダウン

ここ数年、大ブームのインナーダウン。手持ちのコートの中に1枚着ると断然温かさが変わり、暑すぎるときは脱いで温度調節もできる便利アイテムです。安価なものもたくさん世にある中で、あえてこのインナーダウンをおすすめするのには理由があるんです!

こんなの待っていた! 上質な高機能インナーダウン¥28,000(税抜)
こんなの待っていた! 上質な高機能インナーダウン¥28,000(税抜)

まずひとつめは大人の女性が1枚で着られるということ。中でどんなコーディネートをしていても、羽織っているものがチープだと、見た目の印象は一気に格下げ。でもこの上質な素材を端正に縫われたインナーダウンは、1枚で着ても品があるんです。

スナップ周りに丁寧にあしらわれたグログランテープや丹精なステッチなど、違いは一目瞭然
スナップ周りに丁寧にあしらわれたグログランテープや丹精なステッチなど、違いは一目瞭然

そしてこのダウン、薄いのに温かさが段違い。裏地にオリジナルの光を熱に変える発熱保温素材を使用。また、内側と外側のダウンのステッチが互い違いになっている寝袋の構造を応用。これはどういうことかというと、ダウンの層をまたいで空気が動くので、薄手なのに見た目より暖かいんです。袖口には指を通す穴があり、インナーダウンとして着るときに、アウターの袖の中でダウンの袖が詰まることなく、スムーズに袖を通すことができます。熱く語りましたが、この原稿を書いているだけでまた欲しさ倍増です。

裏地にあしらわれた発熱保温素材。ちょっとしたものが入れられる内ポケットも
裏地にあしらわれた発熱保温素材。ちょっとしたものが入れられる内ポケットも

■2:シンプルなレインウェア兼ライトコート

限りなくシンプルなネイビーのライトコートは、耐水性、防風性、透湿性に優れているという全天候着られる便利アウター。

ストリームBOAシェル オールウェザーコート¥64,000(税抜)
ストリームBOAシェル オールウェザーコート¥64,000(税抜)

袖やフードにあしらわれたラインは飾りではなく、ストリームラインという技術で、雨のときに水滴が落ちる方向をコントロール。撥水加工で弾いた水が、なるべく不快にならないように配慮されています。

フードの水滴を積極的に下に落とし、フードをかぶったときに顔に垂れるのを最小限にとどめます
フードの水滴を積極的に下に落とし、フードをかぶったときに顔に垂れるのを最小限にとどめます
袖口の水滴もなるべくシャットアウト
袖口の水滴もなるべくシャットアウト
フード部分にはダイヤルを回すことで、フィットさせる機能を搭載。自転車や強風、急な雨でも安心です
フード部分にはダイヤルを回すことで、フィットさせる機能を搭載。自転車や強風、急な雨でも安心です

■モードな軽量防水ダウンチェスターコート

日本製にこだわったものづくりをしているブランド「オーラリー」の岩井さんがデザインする「デサント ポーズ」コレクションのなかの1枚がこちら。

ハリのあるポリエステル製テーラードジャケットのように着られる。¥59,000(税抜)
ハリのあるポリエステル製テーラードジャケットのように着られる。¥59,000(税抜)

防水性と透湿性がある軽量なダウンコートは着心地抜群。レーザーカットによるポケットのフラップや、内側のシームテープ加工など、デサントらしい機能を盛り込みんだ結果、シンプルモードな仕上がりになりました。

レーザーカットと熱接着で、水が入りやすいステッチをなくしています
レーザーカットと熱接着で、水が入りやすいステッチをなくしています

「デサント オルテライン」を探すなら、全国6店舗ある直営店「デサント ブラン」が種類豊富にそろっています。スポーツウェアと思って今まで足を踏み入れたことがなかった方も、長く使える機能性アイテムを探しに、ぜひ一度チェックしてみて。日常着とスポーツウェアの境目が、今はこんなになくなっているということに改めて驚かされるはず。

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この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
安念美和子