昔は憧れのアイテムであったはずなのに、スウェットが部屋着としてのイメージが定着してしまったのはいつからだろうか。今や部屋着としてのイメージが強くなってしてしまったからこそ寂しくもあるが、その認識はここで紹介するスウェットのTシャツを見れば払拭されることだろう。
すっきりシルエットで、スウェットを上品に着こなす!
ベーシックなTシャツのように軽い!
トップ染めによる再生繊維リヨセルを表に、同じくトップ染めによるコットンを裏に使うことで奥行きのあるメランジの風合いが美しいTシャツは、さりげない光沢感と軽やかな雰囲気が従来のスウェットにはない上品さを漂わせる。快適なストレッチ性に加え、袖や裾には白のTシャツをレイヤードしているようなデザインが施されており、ちょっとしたアクセントも見逃せない。
ほどよい遊び心でリラックス感も!
パイル編みによるふっくらとした柔らかい肌触りが心地よいスウェットTシャツは、ワイドシルエットでゆったりとした着心地ながら、丈を短めに設定することですっきりと上品着こなすことができる。胸元に配されたポップなロゴやカットオフ袖の柔和なニュアンスがスポーティーさの中にもリラックス感を演出する。
スウェットとは思えない構築的な美しさ!
1時間に1mほどしか編むことができない特殊な吊り編み機で丁寧に編まれたスウェットは、糸にかかる負担が少なく、ふわふわとしたタオルのように柔らかいソフトな風合いが心地よい。天竺面とパイル面の両方で着用が可能なリバーシブル仕様のため、その日の気分やシチュエーションに応じて使い分けが可能だ。どちらの表情で着こなしたとしても、セットインスリーブ袖によることですっきりとした印象を与えてくれる。
前身頃と後身頃のみを合わせた縫製が多いなか、細腹(脇パーツのこと)を持たせることで身体のラインに沿った構築的なシルエットが生まれ、着こなしに表情が生まれる。
以上、おすすめのスウェットTシャツを3つ紹介した。部屋着のイメージを払拭する上品なTシャツでコーディネートを楽しんでいただきたい。
※価格はすべて税込です。
問い合わせ先
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊