『Precious』7月号で、連載『現代の紳士たち』にご登場くださった間宮祥太朗さん。
テレビ朝日系列で放送中のドラマ『コタローは一人暮らし』、映画『東京リベンジャーズ』など話題作への出演が続く間宮さんに、ご自身の性格、プライベートについて、一問一答形式でお答えいただきました。本誌未公開カットとともにPrecious.jp独占でお届けします!!
--ご登場いただいたのは「現代の紳士たち」という連載です。間宮さんが描かれる「紳士」のイメージとは?
「紳士」と聞くと、まずU.K.が浮かびますね。ひと言では難しいですけど、僕はその人の所作とか、気遣いから紳士的なものを感じるかな。そしてそれらは「知識」からくるように思うんです。
ちょっとしたことでいえば、靴の脱ぎ方と揃え方。以前、ある座敷に上がるとき、上がってから振り返って、脱いだ靴の向きを直したことがあるんですね。それを見たスタイリストさんから「若いのによく知ってる。いいね」と感心されたことがあります。それはただ知識があったからできたことだと思うんです。そういった、とてもベーシックな知識をたくさん蓄えている人が、紳士というのかな。僕がそうだとは思いませんけれど(笑)。
--料理男子だとうかがっています。得意なメニューを教えてください。
料理は結構しますね。得意なメニュー…うーん、最近だと豚汁でしょうか。
--では、お母様の手料理でいちばん好きなものは?
ラザニア! です。
--お酒が好きだそうですね。好きなお酒は?
ウイスキーと、焼酎ですね。え、シブいですか? (笑)
--惹かれる女性のタイプを教えてください。
うーん…そうですね、いちばん重要なのは楽しい人。何をするにしても楽しい人がいいです!
ーー子供の頃からずっと大切にしているものはありますか?
特にないです。物もちは悪くないほうなのですが、子供のころから、というのは思い当たらないかも。
俳優の仕事を始めて、初めてのギャランティで買ったものはありますか?
ギターです! 音楽も大好きですから。リッケンバッカーの『620』という、エレキギターを買いました。
--これまでに観た映画で、ご自身の中で一番だという作品は?
「この1本」と聞かれたときにいつも答えているのは、原田芳雄さんの『ツィゴイネルワイゼン』。最近いちばんよかったのは、『ヤクザと家族』です。
--これまで旅に出られた場所で、国内外問わずもっとも印象に残っている所は?
南アフリカですね。祖父が貿易関係の仕事をしていたので、子供のころから海外の国々に連れて行ってもらいました。たぶん孫に広い世界を見させてやろうと思ったんじゃないでしょうか。実際にいろいろな土地、豊かな自然、人種……に触れられたことは、僕の人格形成にとってすごく大きかったと思います。人見知りしないのも、あの頃の影響ではないかな。
南アフリカは『アナザー・スカイ』という番組で行きました。祖父が僕を連れて行こうとした頃には、だいぶ体力的に難しくなっていたし、遠いから、実現しなかったんです。それで果たせなかった地を訪ねたかった。祖父のことは大好きでしたから、ここなんだなとうれしかった。素晴らしい思い出になりました。
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- TEXT :
- Precious編集部
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 秦 淳司(Cyaan)
- STYLIST :
- 津野真吾(impiger)
- HAIR MAKE :
- 三宅 茜
- WRITING :
- 水田静子
- EDIT&WRITING :
- 小林桐子(Precious)