大人の女性のライフシーンには、さりげないけれど存在感があり、重ねづけをしたときに実は脇役にもなれるジュエリーが頼りになるもの。
『Precious』6月号では、「デイリー名品『その先』視点で選ぶ」を特集。宝物としてでなく、デイリーに活躍するアイテムこそが「その先」の名品、と語るスタイリスト伊藤美佐季さんに、注目アイテムを指南していただきます。
■１：カルティエ『サントス ドゥ カルティエ』のネックレス
「最近、チェーンが流行していますが、太すぎると日常で使いにくく、華奢すぎても大人の肌には物足りません。『サントス』のこのネックレスは理想的なボリュームです」と美佐季さん。
艶もフォルムも絶妙で、１本でも品よくおしゃれな存在感をかなえる名品。長さの異なる２本をレイヤードして、よりかっこよく。
細すぎず太すぎないチェーンのネックレスが、大人の日常に美しく映える
年齢につれてマットになる肌に輝きを加えてくれるのは、程よい太さのゴールドチェーンネックレス。少し量感のある艶タイプはそれだけでもリッチ感があり、先々重ねづけをしても素敵。
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■２：「TASAKI」『バランス』のピアス
端正なパールがバーに並んだモダンなデザインピアスなら、カジュアル感がありつつ、きちんとした印象も兼備。日々さりげなくつけられるよう、ボリュームが控えめなタイプを選んで。
モダンなパールピアスは、気負わずつけられる傑作。顔の一部ととらえて
ゴールドのバー×パールの瀟洒なピアスは、美佐季さんも愛用。
「憧れの女優さんが素敵につけているのをお見かけして、私も…（笑）。メタルとのコンビでも、小ぶりなサイズなら、毎日ひと粒のパールピアスをつけているような感覚。外に出ない日も、身につけることで気持ちがしゃきっとする、そういう存在としても、まさにこれからの名品といえます」
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■３：「ジョージ ジェンセン」『カーヴ』のバングル
美佐季さん「シルバーとゴールドをミックスしたこのコレクションは、シルバーのクールさに加え、ゴールドの温かみや華やぎも備えた、絶妙なデザイン。特にバングルは、艶もフォルムも魅力的。腕を出す夏はもちろん、冬の白ニットなどに添えても小気味よく映え、シーズンレスで活躍」
地金の美しいボリュームバングルは、今のリッチ感を演出するのに効く
艶やかでシルエットも美しいコンビのバングルは、軽やかな今のファッションにちょうどいいラグジュアリー感。貴石のような煌きとは異なりますが、デイリーに心地よく寄り添うはず。
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■４：「ホアキン・ベラオ」「レポシ」「シャルロット シェネ」のニューウェーブリング
アートのようなジュエリーが「その人らしい名品」にもなりうる
最近は、一過性ではない上質かつアート性のあるジュエリーが増えています。モダンで個性の光るデザインは、持ち主に合っていれば、無難なものよりも、その人を豊かに表現する名品に。
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※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- カルティエ カスタマー サービスセンター TEL：0120-301-757
- ジョン ローレンス サリバン TEL：03-5428-0068
- TASAKI TEL：0120-111-446
- エイトン青山 TEL：03-6427-6335
- ジョージ ジェンセン ジャパン TEL：0120-190-404
- コロネット／エアロン TEL：03-5216-6518
- ホアキン・ベラオ TEL：03-6821-7772
- 伊勢丹新宿店本館4階=ジュエリー／レポシ TEL：03-3352-1111
- エドストローム オフィス TEL：03-6427-5901
- PHOTO ：
- 土屋文護（TRON／人物）、SHINMEI（SEPT／静物）
- STYLIST ：
- 伊藤美佐季
- HAIR MAKE ：
- shuco（3rd／ヘア）、Tomohiro Muramatsu（関川事務所／メイク）
- NAIL ：
- 中島理恵（uka）
- MODEL ：
- 黒田エイミ
- EDIT&WRITING ：
- 長瀬裕起子、池永裕子（Precious）
