ご紹介する三人のファッショニスタたちは皆、ノースリーブにパンツを合わせたルックを見せました。二の腕を出すのはやや気後れしてしまう、という方も、パンツ合わせならIライン効果がもたらされ、全身をすっきり見せることができるので是非チェックしてみてください。きれいめ派、モード派、カジュアル派それぞれの着こなしをピックアップ。
■1:ソフィア・ローは…リラックスな着こなしも白を基調として洗練感を宿す
インフルエンサー、スタイリストとして活躍するソフィア・ローは、コペンハーゲン ファッションウィーク中のストリートにぱっと目を引くホワイトルックで登場しました。
夏の代名詞とも言える白のタンクトップは、リブデザインを選んだことでカジュアルになりすぎるのを防止。そこに、オフホワイトのワイドパンツを掛け合わせ今季のムードにマッチするリラックスな雰囲気を醸しています。パンツはシャリ感のあるリネン素材をセレクトし、大人らしさをぐっと引き上げ。
オールホワイトはぱっと目に止まるものの、それだけでは間延びが気になってしまいます。そこで彼女のように、サングラス、ベルト、フラットサンダルを使って黒をバランスよく散らせば効果的に引き締めることができます。白のミニバッグ、シルバーのバングルをさらっと取り入れ、小粋なムードでフィニッシュ。
■2:エリカ・ボルドリンは…夏気分が盛り上がるカラーアイテムで遊び心を効かせて
インフルエンサー、そしてヴィーガンスキンケアブランド『Honieh Beauty』の創設者であるエリカ・ボルドリンを、ミラノ ファッションウィークにてキャッチ。カジュアルなのに様になる、理想のバランスを見せました。
シンプルになりがちな白のノースリーブカットソーは、プリントデザインを選び無難を脱却。そこにパステルグリーンのパンツを添え、夏の街中に映える装いへとブラッシュアップ。またサンダルのシューレースでパンツの裾を絞るテクニックを使って、ひねりの効いたお洒落を楽しんでいました。
バッグは、パンツとサンダルのカラーとリンクしたダイヤ柄のビッグトートをセレクト。クラッチ風に抱えたことで、スタイリッシュな雰囲気が引き立っています。
■3:エルザ・ホスクは…これぞヘルシーの真骨頂。白タンクトップ×デニムはシルエットが鍵
NYのSOHOでキャッチされたモデルのエルザ・ホスク。白タンクトップとブルーデニムパンツのカジュアルワンツーが垢抜けていた理由を探ってみましょう。
選んだノースリーブトップスは、白のアメリカンスリーブのもの。しっかりと肩が出るストイックさを感じる一枚なので、シンプルながらも辛口に着こなせます。きゅっとコンパクトなトップスに対し、デニムはゆとりのあるほんのりフレアを選び、流れるようなメリハリラインを作っていました。そこに今年らしい厚みのあるスニーカーを使って足元にボリュームを作ると、タフなムードが加わりカジュアルをクラスアップすることができます。
バッグも、パンツの素材とマッチさせたデニムをセレクト。肩周りに収まるコンパクトサイズが気負いなさを醸し、こなれ見えに貢献。
大人にこそおすすめしたい、ノースリーブトップスのコーディネート術を海外スナップからお届けしました。カジュアルが様になるのも、大人ならではの魅力がベースにあるからこそ。この夏は、是非ご紹介したようなヘルシーな肌見せスタイルを堪能してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香