ANAインターコンチネンタルホテル東京で提供中の「抹茶スイーツブッフェ」を実食レポート
東京の街と共に進化を続けるラグジュアリーホテル「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。六本木、赤坂、霞が関へ好アクセスなアークヒルズに位置し、客室からは都心の眺望を楽しむことができる、東京随一のロケーションを誇るホテルです。
そんなANAインターコンチネンタルホテル東京にて、毎年人気なのが抹茶スイーツを楽しめるフェア。4回目となる2021年は「抹茶コレクション2021」と題し、味わいとバリエーションをより進化させた抹茶メニューがたっぷり登場しています。
本記事では、吹き抜けのアトリウムロビーを見渡せる3Fのシャンパン専門店「シャンパン・バー」にて開催中の「抹茶スイーツブッフェ」をご紹介。実食レポートで、その魅力をお伝えします。
■1:意外な組み合わせや食感が楽しめる24種類の抹茶スイーツ
まず運ばれてきたのは、ウエルカムスイーツの「レモンゼリー餡と抹茶ソースと共に」。ドライアイスの白い煙に覆われたスイーツは、見た目も味わいも清涼感あふれる一品です。
ティースタンドで運ばれてきたスイーツは全部で9種類。
上段はペストリーシェフおすすめの「抹茶とレモンのタルト」(写真手前)「抹茶レアチーズケーキ」(写真右)「抹茶とローズマリーのガナッシュ」(写真奥)の3つ。
「抹茶とレモンのタルト」は、甘酸っぱいレモンクリームのタルトに抹茶クリームがあわさった一品。さわやかな酸味と抹茶のコクが意外と好相性!
「抹茶レアチーズケーキ」は、チーズクッキーにのせた抹茶風味のレアチーズケーキで、ちょこんとトッピングされたラズベリーとのハーモニーが楽しめます。抹茶、チーズ、ラズベリーとさまざまなフレーバーがぶつかることなく混ざり合い、深みのある味わいに変化していました。
試食したライターがもっとも「食べたことがない味わい」と新鮮味を感じたのが、「抹茶とローズマリーのガナッシュ」。ローズマリーと抹茶が香るチョコレートのガナッシュですが、ローズマリーが飾りとしてトッピングされているだけでなく、中にも練り込まれているため風味がとってもさわやか! 抹茶ともよく合っていて、今までに食べたことのない味わいながら、印象的でとてもおいしいと感じました。
いずれもペストリーシェフの自信作だけあって、抹茶と意外な食材の組み合わせで、他では食べられないような味に奥行きのある抹茶スイーツに仕上がっていましたよ。
中段には、抹茶とバナナのパウンドケーキにローストしたココナッツをのせた「抹茶とバナナとココナッツのパウンドケーキ」(写真手前)。バナナとココナッツで王道のトロピカルな組み合わせですが、抹茶とあわせることでオリジナリティあふれる一品に。
「抹茶マカロン」(写真奥)は、抹茶風味のマカロンに抹茶チョコレートをコーティングした、まさに抹茶づくしのスイーツ。
アーモンドクリームとあんずのタルトに抹茶クリームを合わせた「抹茶とあんずのタルト」(写真右)も、酸味やコクなどさまざまな食材の風味がからみ合った独自の味わいでした。
下段は、ザ・抹茶スイーツ!といった抹茶のおいしさをストレートに楽しめるスイーツ揃い。
抹茶フィナンシェとドーム型の抹茶ムースを重ねて鮮やかな抹茶パウダーで仕上げた「抹茶フィナンシェケーキ」(写真左)。抹茶風味の焼きドーナツに抹茶パウダーで縞模様を付けた、見た目もかわいい「抹茶焼きドーナツ」(写真右)。
また、「抹茶シュークリーム」(写真奥)は、抹茶チョコレートでコーティングしたシュークリームに、黒胡麻とパンダ形チョコレートの飾り付けがかわいらしく、写真映え抜群でした。
「ブッフェ」なので、やはり自分で好きなものを好きなだけいただく楽しみも味わってほしい、ということで、ティースタンドの9種以外のなんと15種類ものスイーツがブッフェスタイルで楽しめます。
「抹茶玄米ムース」「抹茶チョコレート 3%」「抹茶ロールケーキ」「抹茶バームクーヘン」「抹茶チョコレートコーンパフ」「抹茶マドレーヌ」「和菓子 笹団子」「抹茶チョコレートブラウニー」「抹茶クッキー」「抹茶パンナコッタ 胡麻ソース」「抹茶ゼリー ココナッツソース」「抹茶豆乳プリン」「抹茶アイスクリーム」「豆乳きな粉アイスクリーム」「抹茶黒蜜アイスクリーム」の15種。
同じ抹茶をテーマにしたスイーツでも、さまざまな食感や風味が楽しめるバリエーション豊かな和洋の抹茶スイーツが並び、全部制覇したくなってしまいます。お腹と相談しながら、お好みのものを味わってみてください。
■2:箸休めのセイボリーにも抹茶を
スイーツだけでなく、セイボリーも8種類用意されています。
「サーモンのチーズロール」(写真右奥)は、抹茶クリームチーズをスモークサーモンで包んだ間違いのないおいしさ。チーズで作られたチュイールが食感のアクセントになっています。
香り豊かな「茶そば」(写真右手前)には、大根おろし、なめ茸、マスイクラをトッピング。
マッシュポテトに抹茶を練り込み、カニのサラダをのせて抹茶のバゲットを添えた「カニといぶりがっこのポテトサラダ」(写真左手前)は、いぶりがっこが食感のアクセント。シャンパンやワインが欲しくなる一品です。
水菜のおひたしを添えて、夏らしくさわやかで食べやすい「帆立と長いもと枝豆のすり流し」(写真左奥)は、すり流しに抹茶の風味を加えています。
「豆腐とチーズのタルト」(写真奥)は、抹茶豆腐をベースに白味噌とクリームチーズを練り合わせたクリームをほろ苦いココアタルトに絞った、ひと口でいただけるおつまみ的な一品。
「野菜と海老のゼリー寄せ」(写真中央)にも、もちろん抹茶が使われています。鮮やかなグリーンのゼリー部分が、白出汁とあわせた抹茶のリキュール! 彩り野菜と海老を入れ、涼しげなゼリーに仕上げています。
お皿で運ばれてくる6品以外にも、「抹茶ポップコーン」と「抹茶おかき」がブッフェ形式でいただけます。いずれもほどよい塩味でヤミツキになる味わいは、スイーツの合間のお口直しにぴったりですよ。甘い→しょっぱいのループで、食べる手が止まらなくなってしまいます。
スイーツだけでなく、セイボリーも抹茶づくし。いかにも抹茶!という感じではなく、さりげなく意外な使い方で抹茶をしのばせているのが粋ですね。
■3:飲み物は計15種類をフリードリンクで
飲み物は「レッドエナジー」や「イエローナチュレ」、「アサイーデトックス」などのオリジナルドリンク6種類をはじめ、コーヒーや紅茶など計15種類がフリードリンクで提供されます。
栄養たっぷりでカラフルなオリジナルドリンクは、さわやかで夏にぴったりなものばかり。スイーツ同様、全種類制覇したくなってしまいそうです。ぜひスイーツやセイボリーとともに楽しんでください。
なお、期間中は2Fのアトリウムラウンジにて「抹茶アフタヌーンティー」も開催中。こちらで提供される抹茶スイーツは12種類ありますが、ブッフェとはひとつも同じものがないそう。抹茶の可能性の奥深さを感じられるスイーツフェア「抹茶コレクション2021」を、期間中に堪能してみてくださいね。
問い合わせ先
- ANAインターコンチネンタルホテル東京
- 「抹茶スイーツブッフェ」
- 期間/~2021年9月26日(日) ※毎週金・土・日・祝日限定
- 場所/3F「シャンパン・バー」
- 時間/11:30~18:00 ※90分制
- TEL:03-3505-1185(レストラン予約センター)
- 住所/東京都港区赤坂1‐12‐33
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 小林麻美