増えたおうち時間で、緊張感のあるおしゃれ、というよりも、着ていいて自分が心地よい、快適なファッションが好まれるようになりました。シーズンレスなベーシックであるデニムも、スタイリッシュなスキニーよりも、身体を締め付けないリラクシーなシルエットが人気に。
そこで、今またフレッシュに感じる「リラックスデニム」の着こなしを3人のおしゃれ賢者のスナップからご紹介します。
■1:ヴィクトリア・ベッカムは…ワイルドなストレートを都会的に着こなして
切りっぱなしのフレイドヘムにダメージ有り、とカジュアル色の濃い、太めストレートでフランス・パリに登場したヴィクトリア・ベッカム。裾は折り返してくるぶしをみせ、軽やかな着こなしを披露していました。
オーバーサイズの白Tシャツは袖をロールアップしてフェミニンに。チャンキーなチェーンネックレス&ブレスレットの旬な雰囲気を、白Tシャツとデニムというシンプルなコーディネートが際立たせています。
足元には赤のヒールを合わせてスタイリッシュに。顔の半分以上を覆うようなミラーレンズのサングラスが、装いにモダンさを添えています。
■2:ソフィア・コッポラは…リラクシーなフレアをネイビーでまとめてシンプルシックに
ニューヨークでキャッチされたソフィア・コッポラは、ゆったりとしたデニムをシンプルながら上品にコーディネートしていました。
膝下から裾にかけて広がるフレアシルエットは脚長効果も叶えてくれるので、フラットなスポーツサンダルとも好相性。Tシャツ、サンダル、さらにトートバッグのハンドルにもネイビーをリピートして、ダークカラーながら涼感もある装いに。
コインネックレスやバングル、ウォッチでゴールドを散りばめ、ミニマルスタイルを洗練されたムードにグレードアップしています。
■3:ジュリー・ペリパスは…オーバーサイズなフォルムはコントラストを効かせてスッキリと
フランス・パリのストリートにあらわれたファッション・ディレクターのジュリー・ペリパス。エッジーなオーバーサイズデニムのウエストをベルトでキュッと絞り、アメリカンスリーブのタンクトップで上半身をコンパクトにまとめ、メリハリの効いたスタイルを完成していました。
デニムの裾はロールアップして軽快な印象に。まとめたヘアと大きめのイヤリングが小顔を際立たせています。
ゆったりとした「リラックスデニム」を着こなしたファッショニスタ3人をご覧いただきました。トップスの裾はインすることが、今っぽく、バランスよく着こなすコツです。ぜひ参考に取り入れてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子