『Precious』8月号で、連載『現代の紳士たち』にご登場くださった北村匠海さん。
主演映画『東京リベンジャーズ』が昨日公開になったほか、フジテレビ系列で放送中のドラマ『ナイト・ドクター』出演も話題の北村さんに、、ご自身の性格、プライベートについて、一問一答形式でお答えいただきました。
仕事論に迫っ前編に続き、プライベートを解き明かす後半をお届けします。本誌未公開カットを含む、Precious.jp独占です!
--いちばん大切にしている宝物を教えてください。
ギターです!
家には何本かあって、フェンダーとか、ギブソンとかメジャーなものもあるんですけど、SUGIとか…あの、これはすごくマイナーなブランドで、物好きが好むといわれるものです(笑)。いいんですよ、音が。
--ギターの音のよさとは?
深い音。ギターってやっぱり素材である木なんですよ。どんな木を使っているのかとか、この木のここが、これだけ削れているからこういう音がするんだとか、1本、1本、全然違って…。
--カレーをこよなく愛していて、ご自分でよくつくられると聞いています。どういうカレーですか。
いろいろつくります。今日は中華風のスパイス・カレーを作ってみようとか、気分なんですよ。そのためにテンパリングという作業をするんですけど…
テンパリングというのは、油の中にスパイスの実を入れて、香りを引き出す作業のことなんです。どんな香りのカレーにしたいのかで違ってくる。たとえばローリエとか、カルダモンとかいろんなスパイスがありますよね。中華風にしようと思ったら、八角とか、ホアジャオ(花椒)とかを入れたり、モロッコで買ってきたシナモンも加えてみようかなとか。自分流にアレンジして。そこに肉とか加えて煮込んでいくんです。
--それは本格的。レシピがあるわけではなくて自分流で作られるということですね。
常に直感で作ります。料理のレシピってカップ計量して何グラムとか、細かくありますけど、ああいうのってあまり好きじゃなくて…。僕には計量しないという掟があります(笑)。
自分で言うのもなんですが、味は美味しいと思う(笑)。いつか必ず『カレー屋さん』を開きたいという夢があるんですよ。こじんまりしていい感じのお店。僕も厨房に入って。
--食つながりで…今朝、朝食は何でしたか。
今朝は仕事でサウナに入ってきまして…。僕、サウナが大好きなんですよ。
その収録の流れで、やっぱりカレーを食べました(笑)。今日は普通の欧風カレーでしたね。
--毎日、聴いている音楽はありますか?
これはもう断然オアシスです! 自分の人生のテーマ曲がオアシスといっていい。特に『wonderwall』!僕、ブリットポップの時代がすごく好きなんですよ。
邦楽なら、andymoriさんやナンバーガールさん、RADWIMPSさん。野田さんの音楽性や言葉が好き。強い言葉で心に響くんです。食い入るように詞を見てしまいますね。
僕ら、伝えることが仕事ですし、芝居にしてもうまい芝居というより、どれだけ感情を伝えられるかだと思っています。
--撮影に必ず持っていくものはありますか。
チョコレート! 甘い物も好きなんです。
--最後に、女性の仕草で、好きな仕草があれば教えてください。
うーん。割ととなんでもキュンとしてしまいがちなんですけど(笑)。
髪を結んでいる様子とか好きですね。あとあくびをした時とかも。仕事がバリバリできそうな大人の女性が、ふわっとあくびをしたりする、そんなギャップも何かいいなと思ってしまいますね。
※掲載した商品はすべて税込です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious編集部
- BY :
- 『Precious8月号』小学館、2021年
- PHOTO :
- 秦 淳司(Cyaan)
- STYLIST :
- Shinya Tokita
- HAIR MAKE :
- 佐鳥麻子
- WRITING :
- 水田静子
- EDIT&WRITING :
- 小林桐子(Precious)