落ち着いた表情で、品格を醸してくれる「タイトスカート」。大人に寄り添ってくれるこのアイテムを活用すれば、夏の着こなしがエレガントにきまります。

ご紹介するセレブたちが、それぞれどんなコーディネートを組んでいたでしょうか。

■1:ジェシカ・ビールは…黒×レオパードで辛口エレガントを作る

辛口な配色と柄だけれど、リラックス感も忘れない。そんなバランスが今年らしいです。
辛口な配色と柄だけれど、リラックス感も忘れない。そんなバランスが今年らしいです。

LAでキャッチされた女優のジェシカ・ビールは、夏の定番であるTシャツにタイトスカートを合わせた着こなしを披露しました。

カジュアルな印象が強いTシャツも、黒を選びつつレオパード柄タイトスカートをかけ合わせたことで辛口な表情を楽しむことができます。足元のフラットサンダルと、ちょうどいい抜け感を醸すスカートのサイドスリットが相まって、今季らしいリラックスムードを醸すことに成功。

また、ベーシックカラーの組み合わせにインパクトを添える、ダークレッドのラウンド型バッグのセレクトも見逃せません。ワンツーで完結する夏の装いだからこそ、小物にもこだわって華やぎアップを狙いたいです。

■2:アマンダ・ホールデンは…涼感を呼び込むオールホワイトで凛として

タイトスカートの凛々しさを引き立てるような、オールホワイトコーディネート。
タイトスカートの凛々しさを引き立てるような、オールホワイトコーディネート。

ロンドンにあるラジオ局から出てきたところをキャッチされた、女優のアマンダ・ホールデン。徹底的に白にこだわった、夏らしい涼感溢れるコーディネートで登場。

ちょうどいいサイズのシャツにタイトスカート、そしてポインテッドトゥパンプスのようにスマートなアイテムを選べば、白の凛とした表情を引き立てることができます。そしてシャツはシアー素材をセレクトしたことで、涼しげな印象を盛り上げながら同じカラーが間延びするのを防いでいました。

それだけで存在感のあるオールホワイトルックなので、ジュエリーは耳元のシンプルなピアスのみに絞り、バランスを調整。その代わりに、真っ赤なネイルを小さな差し色として活用していました。

■3:ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは…定番白黒をモダンアイテムで小粋に昇華

ベーシックな白黒だからこそ、冒険心あるアイテム選びもうまくまとまります。
ベーシックな白黒だからこそ、冒険心あるアイテム選びもうまくまとまります。

NYのマンハッタンで目撃されたモデルのロージー・ハンティントン=ホワイトリーは、ベーシックな白黒コーディネートにひねりを効かせることで、無難にならない装いを見せました。

定番カジュアルの白Tシャツは、アシンメトリー袖のデザインを選べばモードに見せることができます。そこに合わせた黒のタイトスカートも、太ももまで施された大胆なフロントスリットがシャープさを加え、目を引く着こなしを実現しています。

白黒が単調にならないよう、ピアス、バングルでゴールドジュエリーを散らして立体的に。スカートのカラーとリンクした黒小物は、小ぶりなクラッチバッグとヒールサンダルのようなレディなアイテムを選び、エレガンスを助長していました。


夏に活用したい、タイトスカートのコーディネートをお届けしました。

シンプルながらもエレガンスを醸すのにぴったりなアイテムなので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香