アメリカントラッドを牽引する「ブルックス ブラザーズ」のスーツは、いつの時代でも色褪せることのない確立されたスタイルであり、不変的なようにも思えるが、時代に合わせて日々進化を重ねている。新定番として生まれ変わったスーツは、アンコン仕立て、ジャージーで軽い着用感が、昨今のカジュアル化したビジネスシーンにおいて充分な活躍が期待できる。楽はしたいけど見栄えはきっちりとしたい。そんな人にもおすすめのスーツだ。

アメリカスーツの立役者!「ブルックス ブラザーズ」の新定番スーツ

時代に合わせて進化を遂げる!軽くて柔らかいスーツの着心地を体感!

スーツ¥121,000(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
スーツ¥121,000(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

堅苦しさのない着用感と軽量感がニューノーマルな時代にふさわしいアンコン仕立ての新定番スーツは、ブルックス ブラザーズの中で、最もスリムで着丈の短い細身のシルエットを取り入れた「ミラノ」モデルを採用。ジャケットはすっきりとしたラペル幅にややカジュアル感のあるパッチポケット、パンツはノータック仕様で全体的にモダンに仕上げている。また、コストパフォーマンスの高さも見逃せないポイントだ。

イタリアのファブリックメーカー「レダ社」のレダアクティブを採用。
イタリアのファブリックメーカー「レダ社」のレダアクティブを採用。

仕立て同様、スーツの見栄えを左右するのが生地だ。レダアクティブは、ウール100%による天然素材ながらの上品さを維持しつつも、ストレッチ性や防シワにおける高いパフォーマンスを発揮。圧倒的な軽量感も魅力的だ。

軽くつまんで引っ張るだけでもこれだけの高いストレッチ性をみせる。
軽くつまんで引っ張るだけでもこれだけの高いストレッチ性をみせる。

高いストレッチ性による運動量を考えれば、スーツ着用時に着心地の悪さを感じることなく、常に快適な着心地をお約束。リモートワークをはじめ、自転車通勤などあらゆるシチュエーションにも対応可能だ。

王道スーツスタイルはこれ!

スーツ¥121,000・シャツ¥20,900・タイ¥14,300(ブルックス ブラザーズ ジャパン)、靴¥140,800(ラコタ〈オールデン〉) チーフはスタイリスト私物

無地の白シャツにタイドアップした一般的なビジネスコーデも、見栄えが上品な新定番スーツなら遜色なく着こなせる。ブルックス ブラザーズらしく着こなすなら、やはり右下にストライプが下がるアメリカ式のレジメンタルタイを合わせたい。

スーツという言葉に堅苦しいイメージを感じてしまうかもしれないが、進化した最新のスーツは、着心地に優れていて見栄えも上品である。利便性だけを追求してカジュアルになりすぎないよう、適切なスーツ選びが必要だ。

※価格はすべて税込です。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊