エレガントな佇まいに導くだけでなく、涼しげな見た目を演出してくれるドットワンピースは、まさに夏にぴったりのアイテムです。

三人のセレブたちが実践した、夏のドットワンピースコーディネートをチェック。

■1:ナタリー・オスマンは…色や素材、シルエットにこだわり涼感たっぷりに

一目で涼感を伝える、爽やかな白をベースにすればうまくいきます。
一目で涼感を伝える、爽やかな白をベースにすればうまくいきます。

2021年7月6日、フランスのカンヌで開催された第74回カンヌ国際映画祭に訪れていたドイツ出身のブロガー、ナタリー・オスマン。白地にブルーのドットが施されたワンピースで、爽やかさ抜群の装いを見せました。

白のワンピースはそれだけで涼しげですが、肌の上をさらっと滑るほんのり透けのある素材、さらに瑞々しいブルーのドットプリントを選ぶことで清涼感たっぷりに導けます。ウエストが絞られ、かかとまで届くフレアシルエットがエレガンスを助長。

そこに、同じく真っ白なハンドバッグを添え、一体感を意識。かかとなしのメッシュパンプスできれいめと抜け感を両立しつつ、濃いベージュを選んで優しく引き締めていました。

■2:アマンダ・ホールデンは…黒を基調として優雅なムードへ誘導

華やかなドット柄を取り入れれば、オールブラックコーディネートが単調になる心配もありません。
華やかなドット柄を取り入れれば、オールブラックコーディネートが単調になる心配もありません。

ロンドンでキャッチされた女優のアマンダ・ホールデンは、ナタリーとは対照的な黒のドットワンピースコーディネートを披露しました。

主張のある愛らしい大きめドットを選ぶときには、黒をベースにすることでシックに仕上げることに成功します。ノースリーブ、そしてウエストから裾にかけて緩やかに広がるフレアラインがきちんとした印象を上乗せ。

小物はワンピースの優雅さを引き立てるような、レディな黒のコンパクトショルダーバッグとアンクルストラップサンダルをセレクト。オールブラックの差し色となる、手と足の指先に施した真っ赤なネイルにも注目です。

■3:アシュリー・ロバーツは…レイヤードで無難にならない白黒コーデを作る

夏のシンプルコーディネートにマンネリしているのなら、新鮮なレイヤードスタイルはいかがでしょう。
夏のシンプルコーディネートにマンネリを感じているのなら、新鮮なレイヤードスタイルはいかがでしょう。

歌手のアシュリー・ロバーツを、ロンドンにてスナップ。夏に欠かせないTシャツにドットワンピースを重ねた、カジュアルミックスな着こなしが参考になります。

シンプルな黒Tシャツに白ドットワンピースを重ね、明るさを足すことで重く見えるのを回避。白Tシャツに黒ワンピースを合わせるスタイルよりも、インの色を濃くすることでぐっとモードな雰囲気が高まり洒脱にきまります。またワンピースは細かなドットやくるみボタン、リボンショルダーストラップなどディテールにこだわりがあるので、オーソドックスなTシャツに鮮度を宿すことができます。

パンプスとバッグも白と黒で統一し、調和の取れた着こなしへ。仕上げにヘアをシンプルにまとめつつクールなキャットアイサングラスを添えれば、大人の余裕感じる夏の白黒コーディネートが完成です。


うだるような暑さが続き、正直コーディネートを考えるのも面倒… なんて感じることもありますよね。「ドットワンピース」があれば、考えずとも素敵な佇まいを手に入れることができるので、ご紹介した三人の着こなしを是非チェックしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香