スポーティなベースボールキャップを取り入れた、抜け感のあるコーディネートが注目を集めています。フェミニンモードな着こなしに取り入れて、ミックス感覚を楽しむのが今どきのバランス。また、紫外線防止のほか、頭を小さくバランスよく見せてくれるのも嬉しいポイントです。
■1:マギー・ローリンズは…ダークトーンをスポーティ小物で軽やかに
2021年5月、ニューヨークのおしゃれなダウンタウン・チェルシーに現れたモデルのマギー・ローリンズ。新緑が爽やかなストリートに、軽快なキャップスタイルがしっくり馴染んでいます。
アメリカンスリーブのハイネックニットにタックパンツといったシックな組み合わせに、キャップ&スニーカーを合わせてカジュアルダウンに成功していました。暑い季節に重く見えがちなダークトーンの装いですが、スポーティな小物合わせで回避。同じくカジュアルなテンションのオーバーサイズなコットンバッグを合わせて。
耳元のゴールドがフェミニンな要素をプラスし、大人のスポーティルックを完成しています。
■2:ジュリア・コミルは…モードな装いにプラス!プレイフルな着こなし
フランス・パリで開催されたフォトセッションでの、エディターのジュリア・コミルのスナップです。モードなアイテムを組み合わせたコーディネートにスポーティなキャップを合わせて、テイストミックスのテクニックを披露していました。
ベージュのボタンダウンワンピースはリネン。サラッと涼しげな素材感を、クロスボディにしたミニバッグとレースアップサンダルのブラックレザーがキリッと引き締めています。キャップをプラスしたことで、さらにスタイリッシュに最旬の小物使いが完成。ベージュ、黒、カーキと糖度低めなトーンを選び、洗練を漂わせています。
■3:アン・カトリン・ブロンメルズは…フェミニン×スポーティで今っぽいバランス
モデルのアン・カトリン・ブロンメルズをドイツ・デュッセルドルフでキャッチ。ミニマルなラインでボディにフィットするシルエットが女性らしいワンピースを、キャップとスニーカーでフェミニンになり過ぎることなく、風通しのよいデイリースタイルに仕上げています。
華美になり過ぎないシックななじみカラー、グレージュのミニバッグがひと匙の優美さをプラス。肌見せスタイルを、スポーティ&エレガンスな小物使いでヘルシーなスタイルに昇華しています。
バッドヘアデーの時短にも役立つ!?、キャップのコーディネート術を海外スナップからお届けしました。ボーイッシュというよりもフェミニンなスタイルに合わせるのが、今年らしく新鮮に感じられます。アウトドアからシティルックまで、幅広いシーンでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子