リラクシーな着こなしを求める今夏、市民権を得たニューベーシックといえばハーフパンツ。膝丈のテイラードパンツに白シャツ、フラットサンダル …のような、程よく肩の力が抜けたコーディネートが人気を集めています。そこで素材やデザイン違いのハーフパンツをエレガントに纏った、3人のセレブの着こなしをご紹介します。
■1:アリゾナ・ミューズは…夏のセットアップはショート丈&軽快カラーで涼やかに
モデルのアリゾナ・ミューズが、2021年6月にロンドンで開催されたチャリティイベントに参加した際のスナップです。セットアップならハーフパンツでもきちんとした印象を叶え、こんな夏のフォーマルシーンにふさわしい装いに仕上げることができます。
パンツはベルト付きでエレガントなスタイル。ホワイトになじむトーンのストライプ柄で主張し過ぎることなく、爽やかな雰囲気が漂います。インナーには白を選んで涼やかさを増して。重ね付けしたネックレスが、カッチリとした着こなしに女性らしさを添えています。
足元には、ニュートラルカラーのエスパドリーユ風サンダルを合わせ抜け感をだし、爽やかなエレガンスを感じるスタイルを完成。
■2:ヴィクトリア・ショイは…心地よいニット素材をモード小物で引き締めて
インフルエンサーのヴィクトリア・ショイをベルリンでキャッチ。ストレスフリーに纏えるニット素材のハーフパンツを、同素材のタンクトップと合わせて着こなしていました。
リモートワーク時にも重宝するニットパンツは、セットアップならきちんとした印象に。小物には黒のクラッチとクロッグをセレクトし、キリッと引き締めて。今どき感のあるアイテムを合わせることで、リラクシーな素材のハーフパンツをクラスアップしています。
■3:パトリシア・ウィルシュクは…カジュアルパンツを格上げするジャケット合わせ
ファッションブロガーで美術史の専門家であるパトリシア・ウィルシュクが取り入れているのは、トレンドのサイクリングパンツ。レギンスのように動きやすく、旬の雰囲気が満喫できる注目アイテムではあるものの、着こなしが難しそう…と躊躇している人も多いかもしれません。
彼女のようにジャケットを合わせて、気になる腰回りをカバーすれば黒スキニー感覚で取り入れることができます。フラットサンダル&カゴバッグがシティスタイルにちょうどよいこなれ感をプラス。インナーは白を選んで軽快な装いにまとめています。
タイプによって多彩な雰囲気が楽しめる、ハーフパンツの着こなしをお届けしました。曖昧な丈だからこそ、洗練されたコーディネートに仕上げるにはコツが必要。ご紹介したセレブを参考に新鮮なアイテムを取り入れて、トレンドルックを堪能してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子