【目次】
【カーキ】
ショート丈
短めブルゾンにはボリュームのあるショートパンツでバランスをとって
![ブルゾン・プルオーバー・パンツ・バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、ブラトップ・レギンス(ルルレモン)、ネックレス(エスケーパーズオンライン〈クレッシオーニ〉)、時計(オメガ)、靴(ブルーベル・ジャパン〈クレジュリー〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2021年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/720mw/img_de83e3c77675ee310e467ed2f68208bf47054.jpg)
メンズライクになりがちなカーキのブルゾンも、極薄で肌当たりが柔らかなら、カジュアルとは一線を画した大人顔に。着丈が短いので、ボトムはショートパンツでバランスをとって。レザーを選べば、高級感が加味される。
カーキ×ネイビーのハンサムな色使いで大人のスポーツルックに
![キャミソール(ゴールドウイン〈ダンスキン〉)、パーカ(ゴールドウイン〈ザ・ノース・フェイス〉)、パンツ(デサントジャパン〈ルコックスポルティフ〉)、サングラス(ルックスオティカジャパン〈レイバン〉)、スニーカー(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/7/720mw/img_d70cabbc29498c926a67d53c4e8a62e5125961.jpg)
ホテルのジムで体を動かし、アクティビティのクラスでハイキング体験へ…。ウインドブレーカーやレインウエアの役割ももつ、アノラックタイプのパーカがあると、早朝や夕方などの気温の変化にも対応できる。ブルーのスニーカーで爽やかに。
ロング丈
オリーブグリーン×キャメルのメンズ配色は襟元のスカーフで彩りを!
![コート(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(トリー バーチ ジャパン)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(TASAKI)、バッグ(エストネーション〈スタウド〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/f/720mw/img_ffde7a9adb44668401ae60d685c19ab184824.jpg)
アウターは、ゴム引き素材ならではのマットな発色のオリーブグリーンが上品。そでを折り返すと、レザーテープのトリミングがのぞく。
今年らしいボリューム感をもつロングコートは、インナーとボトムを同系色にまとめ、端正に着こなしたい。
ミックスファー使いが贅沢な洗練ダウン
![コート(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(クルチアーニ 銀座店)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/720mw/img_15f70937d9c555aa638de4339b994b60103910.jpg)
スポーティなカーキのダウンコートは、ポケットにあしらわれたフォックスファーとフード内側のラビットファーで、ラグジュアリーな雰囲気が漂う一着。ウエストの絞りや太もも丈で、もたつかずきれいめに着こなせるのもうれしい限り。
【黒】
ロング丈
精悍なブラック×清涼なブルーでIラインを強調してスタイルアップ!
![コート(3.1 フィリップ リム ジャパン)、ブラウス(三喜商事〈マレーラ〉)、スカート(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス・バングル(ホアキン・ベラオ)、時計・ラバー加工ストラップ(オーデマ ピゲ ジャパン)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、傘(ハンタージャパン) 撮影/唐澤光也 BY:『Precious6月号』小学館、2021年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/9/720mw/img_5927d9cd3d91bb72dce647e6b9e464df60596.jpg)
新しい生活様式に合わせて、フィリップ・リム氏が考案した「リブ・フリー」コレクションのコートは、防水・防風性を重視した機能的なデイリーウエアと呼べるもの。その精悍なブラックと対比をなすのは、ブラウス&スカートで色を揃えた清涼感あるペールブル一です。上から下に伸びる縦長のIラインが強調され、よりスタイルアップされて好印象。 オーデマ ピゲの機械式時計は雨対策にも有効なラバー加工を施したストラップに付け替えてお出かけを。
【ベージュ】
ショート丈
明るく柔らかいカラートーンでポジティブで晴れやかな気持ちに
![ジャケット・カットソー・スカート・スカーフ(ロロ・ピアーナ ジャパン)、バングル(ドレスアンレーヴ〈トゥイフェ〉)、リング上・下(バーニーズ ニューヨーク〈マグノリアトゥエルブ〉)、バッグ(ヴァルカナイズ・ロンドン〈スマイソン〉)、靴(グリニッジ ショールーム〈フォックス・アンブレラズ〉)、傘(トラディショナル ウェザーウェア 青山店) 撮影/唐澤光也 BY:『Precious6月号』小学館、2021年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/0/720mw/img_300ced3b450116af00ca89e6c4b7b73558047.jpg)
防水・防風・伸縮性に優れた機能素材を採用した、フード付きトラベルジャケットのベージュ。そしてカシミア×シルク製のニットスカートのピンク。憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるのは、明るく柔らかいこんなカラーリングです。バッグやスカーフ、傘といった小物の色まで近似色でグラデーションさせると、より統一感のある着こなしが完成します。足元に合わせたオフホワイトのローファーは、雨の日に本領を発揮するラバー製。
ロング丈
ベージュマウンテンパーカー×ブラウンブラウス×黒レザースカート×黒パンプス×ベージュハンドバッグ
![ブラウス(フェンディ ジャパン)、コート(ヘルノ・ジャパン)、スカート(ロゥタス カスタマーサービス〈ロゥタス〉)、バッグ(フェンディ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/720mw/img_de38683c92f7b71e8fa557f1361ab9ef137133.jpg)
優美なシルクオーガンジーのブラウスに、機能性豊かなフーデッドコート、薄手のレザースカートを合わせ、軽やかなフットワークを発揮する日のスタイリング。
ベージュハット付きコート
![コート・ハット付きケープ(ジルサンダージャパン.ジル サンダー+.)、ピアス/片耳価格・リング(showroom SESSION.ヒロタカ.) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/720mw/img_2e93273cb756a87be4612da631c77343241556.jpg)
マッキントッシュとコラボした撥水性のあるゴム引き素材のコートは、肌に溶け込むような優しいベージュに心惹かれる。別売りのハット付きのケープを外せば、シングルブレストのコートとして、シンプルに着こなすことも。
シルクの艶にリッチ感が漂う大人カジュアルの理想形
![コート・Tシャツ・パンツ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、バッグ(トッズ・ジャパン)、ネックレス・・・ブレスレット・(シャンテクレール 東京店)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス) 撮影/谷田政史(CaNN) BY:『Precious6月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/4/720mw/img_14d45c368956e3951c9424abca961977255136.jpg)
フード付きブルゾンは、深みのあるキャメルと光沢感がラグジュアリー。機能性を保つためケミカルな素材一辺倒になりがちなところ、実はシルク混といううれしい裏切りもポイント。存在感のあるジュエリーや時計を合わせることで、都会的な表情の着こなしに。
グレーハット×ベージュマウンテンパーカー×ボーダージレ×ベージュパンツ
![コート(ヘルノ プレスルーム)、ニットベスト(ヘルノ プレスルーム)、カットソー・パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、バッグ(チェルキ〈A&N〉)、帽子/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/1/720mw/img_d1d5d4fafb87c7fae3583e794b60294d102233.jpg)
主役のコートは、春になると心惹かれる、明るいアイボリーのフーデットコート。スポーティな印象になりがちなポリエステル素材も、フードやウエストにあしらわれたアジャスターのグログランテープにより、あくまでもフェミニンな雰囲気に。フードを外すと、スタイリッシュなスタンドカラーにデザインチェンジするので、着回し力も抜群。着こなしは、ベージュトーンの絶妙な濃淡でつくる、淡色グラデーションで、リッチ感を高めて。
【ネイビー】
ショート丈
ネイビーマウンテンパーカー×グレープルオーバー×グレーパンツ×バッグ
![コート(ヘルノ プレスルーム)、トモウミ オノのプルオーバー・パンツ・ミッレのピアス・ネックレス(チェルキ)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/d/720mw/img_edf24c3264261b439260214602b8b45295352.jpg)
主役のコートは、シルクのような光沢感が美しい新素材「モノストレッチ」を使用したスポーティな一着。高めのスタンドカラーには、フードが内蔵されており、ふっくらとした丸みを帯びたボリュームフォルムが、顔周りに華やぎを添えて。すそにあしらわれたドローストリングの紐をキュッと締めると、ふんわりと優しいシルエットが生まれ、大人顔のエレガンスブルゾンに。
リラックスした着こなしも、パールネックレスやパイソンバッグを加えることで、都会的な雰囲気に。
ロング丈
ネイビーマウンテンパーカー×グリーンニット×ベージュボトムス×レザー
![コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/9/720mw/img_a9d05f69ff1b491b296ecf0a08a018e066227.jpg)
カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア伊達男たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。 たとえば、フード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。この派手かな?と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽妙さを演出するのです。「ミリタリーブルゾン」は、あえてまじめなスーツやジャケットの上に重ねて、そのギャップを狙うのが、彼らの重ね着ルール。女性の場合は、堅くなりすぎないよう、白シャツ×カーディガンで、上品なレイヤードを実践してみましょう。単にメンズライクな着こなしを目指すだけではなく、大人の女性の魅力を失わないよう、どこかに優しさを加えることも大切です。
ネイビーのマウンテンパーカー×白パンツ×白スニーカー
![コート(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、素材:撥水加工を施したコットン100%その他の特徴:フードとウエストにドローストリングが。パンツ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、ブレスレット・バングル(ディプトリクス〈バニー〉)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)、靴(ドゥロワー 青山店〈ジル・サンダー〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2018年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/e/720mw/img_9eb3e6c1c46e1af8e44b98e80ab495ee83319.jpg)
ネイビー好きなファッショニスタがシーズンの初めに必ずチェックするというジル・サンダー。ニュアンスの異なるネイビーが必ず登場することで知られています。今シーズン、新たに加わった『エッセンシャル』は、ブランドのアイコニックなアイテムを展開するコレクション。トレンドが移り変わろうと変わらない、普遍的なデザインを提案しています。米軍の野戦用パーカーから派生したモッズコートは、軽くはおれる気楽さも魅力。スポーツテイストのトレンドを受け、スタイリッシュに進化しました。風にひるがえるシルエットの美しさに、心躍る名品です。
マウンテン・リゾートにも街にも似合う洗練スマートアウター
![コート・スカート(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/720mw/img_17e04e81e1a3b053e559130bbf3ee49d198595.jpg)
主役のコートは、2000年のアルペンスキーW杯でロシニョール・チームが着用した「アイサリー・ジャケット」をロング丈にアレンジしたアイコニックな一着。ブランド独自の「ストームシステムR」による防水・防風加工を施し、中綿を入れたカシミアダブルフェースの暖かく軽やかで機能的なコート。フードを縁どるブルーフォックスファーは取り外し可能。着こなしは、ウエストのドローコードを絞って、メリハリをつけたシルエットにアレンジ。
- TEXT :
- Precious.jp編集部