ベーシックカラーや定番のアイテムを使っているのに、なぜか目を引くお洒落な佇まいの人…。そんな人は街でも一際目を引き、素敵に見えますよね。
夏のモノトーンを制して、夏のお洒落を成功させましょう。
■1:カロリナ・クロコヴァは…引き締め役レザーパンツはショート丈で重くさせない
2021年7月24日、NYのミッドタウンでキャッチされたモデルのカロリナ・クロコヴァ。白と黒のシンプルなコーディネートが垢抜けて見える理由をチェックしてみましょう。
トップスに選んだのは、夏の太陽に似合うオーソドックスなぱりっとした白シャツ。そこにショートパンツを合わせ、夏らしいすっきりとした肌見せコーディネートを作っていました。あえてレザー素材を選び重厚感が加えたことで、着こなしをぴりっと引き締めながらモードに導くことに成功。サイドにスリットが入っていることとショート丈のおかげで重たさを感じません。
今季らしいリラックス感のあるフラットサンダルは、黒の太めトングがモダンなデザインセレクトしラフになるのを防止。差し色となるボルドーのミニバッグは、華奢なチェーンストラップが白黒コーディネートに華を添えて、着映えを叶えます。
■2:ミチ・ブランドルは…白の一点投入が功を成すスポーツミックススタイルを堪能
シューズセレクトショップ『THE WANTS SHOES』のファウンダーであるミチ・ブランドルを、ドイツのケルンにてスナップ。先にご紹介したカロリナ・クロコヴァと同じような白×黒、そしてショートパンツの着こなしを見せましたが、配色や選ぶアイテムでこんなに印象が変わります。
ビッグサイズがレイドバックなムードを醸すTシャツに、ショート丈のイージーパンツを合わせアクティブさをアピール。黒を上半身に迎え重心を上に置いたことで、白パンツの軽快さが倍増します。さらに、パンツ以外全て黒で統一したことで白の存在感を際立たせていました。
ナイロン素材のボディバッグを選んでアクティブさを助長したら、足元にはトラッドなローファーをセレクト。そうすることでスポーティに傾きすぎず、きちんとシティに馴染む装いに仕上がります。リラックス感があるのに、引き締めるべきところは引き締める。そんなバランスが垢抜けて見せるための鍵のようです。
■3:マリア・バルテッコは…小物テクを盛り込んでこなれ見えが叶うのはモノトーンならでは
クールでモダンな着こなしがお得意のドイツのインフルエンサー、マリア・バルテッコ。ベーシックなモノトーンだからこそ過剰にならない、小物で着映えるテクニックを披露しました。
ベースとして、黒のボディスーツとグレーのスラックスをセレクト。ダークカラーでIラインを作ることでスマートな見た目が叶います。そこに、まずは白のビッグトートバッグを添えて明確な色のコントラストをオン。さらに黒のレザーベルトとグルカサンダルで重厚感を足せば、モノトーンのかっこよさを引き立てることができます。センターパートのヘアスタイルと、黒縁のアイグラスのコンビネーションもモダンな見た目に貢献。ジュエリーは耳元の小さなピアスのみに絞り、ストイックなモノトーンコーディネートでかっこよくきめていました。
定番のモノトーンを使っているのに、周りと差のつく絵になるコーディネート術をご紹介しました。
ベーシックな色やアイテムを熟知したような佇まいなら、放つオーラも素敵に見えてくるはずです。この夏、ぜひモノトーンを極めてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香