繊細な華やかさで、大人の美を追求！夏の「レース」活用術【海外スナップ】

夏の着こなしに物足りなさやマンネリを感じているのなら、ぱっと華やぐ「レース」を投入するのが有効です。

ご紹介する三人はみな、白や黒といったベーシックカラーを軸にして大人らしさを引き立てていました。

■１：オリヴィア・パレルモは…レースや小物使いで黒を無難にさせない

すっきりシルエットの黒ワンピースは、レースを選んだことでぐっと華やかになり単調になりません。

NYのミッドタウンでキャッチされたソーシャライトのオリヴィア・パレルモ。レースを活用したことで、夏の黒コーディネートが重くなるのを防いでいました。

デコルテや腕部分が透けて色香漂う黒のレースワンピースは、まさに大人のマチュアな魅力を引き立ててくれるよう。すとんと縦に落ちるシルエットなので、Iライン効果を手に入れることもできます。さらにサイドスリットが入っているおかげで、足さばきの良さと軽やかさを両立。

マスクの上に重ねたスカーフや、シューズの花柄刺繍が立体感と華やぎを上乗せして、絵になる夏のワンピーススタイルが完成です。

■２：クリスティン・センテネラは…レースそのものをジュエリーのように活用

レースを引き立てるべく、潔くノージュエリーに徹して。

オーストラリア版『VOGUE』のファッションディレクター、そしてアパレルブランド『WARDROBE.NYC』の共同創設者であるクリスティン・センテネラをNYファッションウィークにてスナップ。小さな面積でレースを効かせた着こなしを披露しました。

スマートなシルエットにこだわったノースリーブトップスとタイトスカートの上下は、白と黒で明確なコントラストをオン。さらにトップスがスクエアネックなので、デコルテを美しく、華奢に演出することができます。そこにまるでジュエリーのような役割を果たす繊細なレースを投入したことで、ネックレスいらずでこんなに優雅。

レディな着こなしなので、足元には目が覚めるような鮮やかブルーのスクエアトゥサンダルを迎え、スタイリッシュさを加味するとgoodバランスです。

■３：ローレン・サント・ドミンゴは…レースセットアップならテクいらずで華やか美人

優しい配色にこだわれば、レースの品の良さを引き立てることができます。

ファッション通販サイト『Moda Operandi』の共同創設者であるローレン・サント・ドミンゴは、パリファッションウィーク中に優雅なレースのセットアップ姿を見せました。

ほんのりクリーム色が混ざったような柔らかい白を選んだことで、レースの優美さを引き立てることに成功しています。華やかながらも、ロング丈のトップスとゆとりのあるボトムスが今季らしいリラックスムードもしっかり両立。

そこに、キャメルのレザーフラップとハンドルのかごバッグ、ベージュのオープントゥパンプスを加え穏やかな配色を意識すれば、凛とした上品な佇まいが出来上がりです。

大人の夏の装いをクラスアップする「レース」を使ったコーディネート術をご紹介しました。

大きく取り入れても、小さく取り入れてもその効果は絶大です。この夏、ぜひそんなレースを活用し華やかさを手に入れてみてはいかがでしょうか。