みなさんと同じように年齢と経験を重ねながら、今この瞬間を一番に輝かせている綺麗のプロたちに、実践中の美容法や愛用コスメについて語っていただくビューティ連載企画、57回目です。
今回お話を伺ったのは、ラグジュアリーマガジン『Precious』の専属モデルとして活躍中の真樹麗子さん。美容感度が高く、色々な視点からビューティを提案してくれる真樹さんが、最近注目しているのが、肌と髪の繋がりなんだそう。そこで、真樹さんならではの考え方やアプローチ方法を教えて頂きました。
皮膚と肌の違和感があると、清潔感が損なわれる
「“髪は女の命”とよく言います。この言葉の重みをグッと感じるようになった、今日この頃。いくら顔を美しく整えても、髪がキマっていなかったり、寝癖があったりすると清潔感が損なわれます。逆に、ツヤ感があって滑らかな“美しい髪”は、文句なしに清潔感をもたらしてくれるものです。
だからこそ、ここ最近は髪のアプローチに力を入れています。中でも、特に気になっているのが、髪の生え際など「髪と皮膚の繋がりの美しさ」。見逃しがちだけど、根元に立ち上がりがなかったり、みずみずしさがなくパサついていると、顔と髪の違和感を感じさせてしまう要因に。
髪と顔のバランスが整っていることで、美しさもグレードアップされるので、スキンケアと同じぐらい手をかけていきたいです。また、今は猛暑の真っ只中。強い紫外線を浴びていると、髪が傷むのはもちろん、頭皮も硬くなってしまいます。頭皮が健康な状態じゃないと、髪が細くなったり、抜け毛の原因にもなると聞くので、今の時期はよりしっかりアプローチしたいです」(真樹さん)
プレケアは「ブラッシング」と「クレンジング」を!
「艶やかな美髪へ導くには、健やかな頭皮を育むことが大切。そのためには、シャンプー前のプレケアとシャンプー後のアフターケアをしっかり行います。
まず最初に行うのは、ブラッシング。頭全体をブラッシングして、毛穴の汚れを浮き出させます。愛用中のアッカカッパの『プロテクション ヘアブラシ no.946』は、ブラシの先がループ状になっていて、ブラッシングの手応えを感じられるのが魅力。多すぎず少なすぎず、丁度いい量をすくえるブラシのサイズ感で、とにかく気持ちがいい! 頭皮の血流がアップしたなと体感できるぐらいまで、ガッガッと行います。
次に行うのが、頭皮のクレンジング。ヘアサロン『ツイギー』で購入している、ユメドリーミンの『ヘアクレンジングクレイ』は、汚れがスッキリスカッとオフできる感覚が大好き。シリカとクレイをブレンドされているので、汚れの吸着力が抜群! 髪に分け目を作って、頭皮にチュッチュッとつけていき、ゆっくりゆっくり時間をかけてもみほぐして、洗い流します。
頭皮の角質や毛穴に汚れを取り、詰まらせないことで、抜け毛や髪が細くなることも防げるのだそう。さらに、頭皮にトニックなどを入れたときに、頭皮の色の透明度もアップし、トリートメントの入りもよくなります。プレケアをしっかり行うことで、大人のパサつきがちな髪から守ってくれるので、ぜひ実践してみてください」(真樹さん)
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健やかな頭皮を育むプレケア、いかがでしたか? 真樹さんの艶やかな髪は、やはりケアの賜物! 後半のアフターケアも楽しみにしていてください。
※掲載している商品の価格はすべて税込です。また商品はすべてご本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部