138の国と地域に30ブランド、7,800軒以上の宿泊施設を擁するホスピタリティ企業「マリオット・インターナショナル」。日本国内、東京・大阪・京都・奈良・日光にある5軒のホテルでは、現在、シェフ厳選の日本産の食材で作られる、夏のメニューが提供されています。
地域の生産者が手塩に掛けた素材や、日本国内でも有数の産地から取り寄せる特産品など、季節や旬に合わせ、その地域や日本に根付いた食材が厳選された品々は、目でも舌でも楽しめる極上の料理ばかりです。
本記事では、魅力あふれるマリオット・インターナショナルの、各ホテルの夏季限定メニューをご紹介します。
旬をいただく!ラグジュアリーホテルの夏季限定メニュー5選
■1:厳選された鮮魚を使った「夏ランチ&ディナーメニュー」/ザ・リッツ・カールトン東京 日本料理「ひのきざか」
ザ・リッツ・カールトン東京の日本料理「ひのきざか」では、四季折々の素材の持ち味を大切にした日本料理を堪能することができます。
こだわりの食材のひとつは、地元に愛される老舗魚屋であり、国内外の高級店が魚を買い付ける有名魚屋でもある、静岡県焼津市の「サスエ前田魚店」から毎日届けられる上質で新鮮な魚の数々。
経験豊かな料理人によって、その日に仕入れた旬の魚を、お造りや椀物、焼き物など、素材に合わせた調理法で提供していただけます。
夏季限定のランチ及びディナーメニューとして、ランチでは「松花堂弁当」とコース料理「錦」、ディナーでは「雅」と「華」の2種類のコースが用意されています。
いずれも内容は季節の移り変わりの機微や、その日ごとの仕入れ状況によって異なります。その日に最もおいしくいただけるお料理の数々をお召し上がりくださいね。
提供期間は2021年8月31日(火)までです。
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■2:日本食材とフランス素材の融合が楽しめる「夏ランチ&ディナーコース」メニュー/ザ・リッツ・カールトン大阪 フランス料理「ラ・ベ」
ザ・リッツ・カールトン大阪にある、フランス語の「湾」を店名に冠するフランチレストラン「ラ・べ」。通算10回もミシュラン一つ星を獲得している名店です。
日本とフランスの海の幸をふんだんに取り入れたフランス料理を提供しているのが特徴で、ランチでは「ラ・ベ」「シニャチュール」2コース、ディナーでは「クラシック」「エレガント」「プレスティージュ」の3コースが用意されています。
日本の食材、そしてフランスから取り寄せた素材を、それぞれが互いを引き立て合うように仕上げたアートのようなテイストを堪能できますよ。味のおいしさはもちろんのこと、その美しいお料理の見た目にも注目していただきたいお店です。
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■3:絶品!「足利マール牛」を使った「夏のディナーコース」/ザ・リッツ・カールトン日光 ウェスタンレストラン「レークハウス」
ザ・リッツ・カールトン日光では、料理人のみならず、食材の生産者に対しても卓越した職人であると捉え、「クラフトマンシップ」をダイニングコンセプトとして掲げています。
こちらでは、栃木県足利市にある「長谷川農場」で飼育される「足利マール牛」を、ウェスタンレストラン「レークハウス」のディナーコースのメインを飾る肉料理として提供中。
長谷川農場では、足利市内のワイナリー「COCO Farm&Winery」がワインを製造するときに排出する、ぶどうの果皮や種などの「マール」を発酵させ、餌用に改良して牛に給餌し、牛の堆肥をまたぶどう畑や農作物の畑に還元するという、国内でも珍しい循環型農業を実施しています。
メインの肉料理「長谷川農場 足利マール牛のグリル」では、足利マール牛のグリルに、夏野菜と焼きリゾットを添え、日光の名産でもある山椒がソースに使用されています。
お肉の赤身のおいしさをシンプルに味わえるひと品であり、「COCO Farm&Winery」の赤ワインとも相性抜群です。日光ならではの最高のマリアージュをお楽しみくださいね。
提供期間は2021年9月上旬までとなります。
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■4:旬の食材を使った天ぷらが魅力の「夏ランチ&デイナーコース」/ザ・リッツ・カールトン京都「天麩羅 水暉」
4年連続「ミシュランガイド」にて一つ星を獲得した、ザ・リッツ・カールトン京都の「天麩羅 水暉」。料理長の卓越した技術で、素材ごとに揚げ方に変化をつけることで、京野菜の魅力がぐっと引き出されたお料理をいただくことができます。
旬ごとの食材を使った天ぷらが魅力で、2021年8月末頃までは、京都府綾部市「河北農園」産の賀茂茄子を提供中。通常の賀茂茄子より小ぶりな身につまった旨味とみずみずしさをお楽しみあれ。
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■5:古都の伝統を味覚で楽しめる鉄板焼きと会席のスペシャルコース「夏限定『1周年記念コース』」/JWマリオット・ホテル奈良 日本料理「校倉」
マリオット・インターナショナルのラグジュアリー旗艦ブランド「JWマリオット・ホテル」の日本初進出ホテルとして佇む「JWマリオット・ホテル奈良」。
日本料理「校倉」では、基本となる調味料や食材に徹底的にこだわることで、奈良県の食の魅力を追求・発信しています。
例えば「もろみ醤油」は150年以上の歴史を持つ奈良の老舗醤油醸造所から取り寄せていたり、お寿司のシャリには奈良の黒酢と柿酢を混ぜ合わされていたり、と料理長のこだわりが存分に詰まったお料理をいただけます。
そんな日本料理「校倉」では、開業1周年を迎えたことを記念し、古都・奈良の伝統を味覚で楽しめる鉄板焼きと会席のふたつのスペシャルディナーコースを提供中です。
大和野菜の「丸茄子田楽」や「鱸と大和茄子のソテー」、鰻とサマートリュフを合わせた「鰻のトリュフご飯、揚げ卵黄」など、夏の味わいをお楽しみくださいね。
提供期間は2021年8月31日(火)までとなります。
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マリオット・インターナショナルでは、サステナビリティや環境への配慮のため「責任ある調達」を目標としており、一環として、ホテルが建つ地元の食材を用いることで、地域を応援し、魅力発信や活性化に貢献することを目指しているそうです。
今しか食べられない旬の食材を存分に楽しめる料理の数々。おいしいお食事をいただきながら、地域に貢献できるのもうれしいですよね。
今年の夏は、マリオット・インターナショナルの各ホテルで、旬の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部