外を歩き回って疲れた体をほっとリラックスさせるとき、あるいは思考に詰まった頭をリフレッシュしたいとき、純喫茶は最高のオアシスになります。コーヒーや軽食をいただくのもさることながら、オーナーの世界観が凝縮された建築に目を向けてみるのも純喫茶を楽しむ方法のひとつ。
登山ブーム期に生まれた山小屋系、近代建築に影響されたモダン系などいろいろな系統がありますが、非日常感を味わうなら古城系がおすすめ。
リアルと空想が融合した純喫茶ファンタジー

ヨーロッパの伝統的なお城をイメージしているのですが、必ずしもそれらの忠実な再現ではありません。昭和時代、欧州の古城に憧れたオーナーが、画集などを読み込んで想いを馳せ、ときに想像を交えながらつくり出した世界観、実像と空想が織り交ざって生まれたファンタジックな非現実感こそ、古城系純喫茶のロマンなのです。
さりげなく温かみのあるサービス

純喫茶の空間を楽しむなら、あまり混んでいない時間を狙うとよいでしょう。昼どきのランチタイムや、カフェタイムの最中である15時前後は混雑時のため、そこを外して訪れるのがおすすめです。
コーヒーを飲みながらゆったりとした時を過ごすのも、読書を楽しむのもいいですが、パソコンを広げてせかせかと仕事をするのはやめておきましょう。しばし現実を離れて、精神的トリップに浸る。これが純喫茶を粋に楽しむ秘訣というものです。
高級喫茶 古城

問い合わせ先
- 高級喫茶 古城 TEL:03-3832-5675
- 住所/東京都台東区上野3 -39-10 光和ビルB1
- ※新型コロナウイルスの影響により一部情報が変更となる可能性があります。最新情報は公式HPなどでご確認ください。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年秋号より
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