エッティンガーの創業は1934年。創業者ゲィリー・エッティンガーが目指したのは、ロンドンに集まる国際的なエリートたちを顧客とするレザーグッズブランドだった。

国際的なエリートたちを顧客にする英国屈指のレザーグッズブランドへ

代々、英国軍の縫製職人だったエッティンガー家。受け継がれてきたそのスキルを駆使して製造されたレザーグッズは評判を呼び、ロンドンのアスプレイやハロッズ、さらにはニューヨークのバーニーズなど、高級店からの引き合いを相次いで受ける。そして1996年、ウェールズ公チャールズ王子から英国王室御用達を授かり、権威ある称号を有するブランドに。以来、エッティンガーだけが用いることができる最高級の皮革を素材にしてハンドメイドで作られる製品の一点一点に、輝かしいロイヤルアームズ(紋章)が付けられている。

現在は、ゲィリーの長男ロバート・エッティンガーが父親の意志を引き継ぎつつ、自身の高いセンスを生かし、国際的なブランドとして、さらなる展開を見せている。

他に類を見ないカラー“エッティンガー・グリーン”の凛々しき財布たち

スマートな見た目で男たちから支持されている“エッティンガー”の財布たち
スマートな見た目で男たちから支持されているエッティンガーの財布たち

そんなエッティンガーの豊富なラインナップの中でも、多くの紳士たちから絶大なる信頼を博しているのが財布。見た目は、とにかくスマート。加えて、ひとたび手にすれば、熟考された作りが施されていることが実感され、その仕上がりの素晴らしさに驚かされる。

ここで紹介するのは、ゴートレザーを用いたCAPRAシリーズの3アイテム。豊富なカラーバリエーションを展開するが、中でも特徴的なカラーがグリーン。英国贔屓の人たちに人気の高い“エッティンガー・グリーン”の凛々しさとともに、一点一点の完成度の高さを感じ取ってほしい。

■:長財布

エッティンガーの長財布の特徴である薄さとスマートさはそのままに、お札、カード、コインをひとつに収納できる長財布。ジップ式のコインポケットにはマチが付いる。
エッティンガーの長財布の特徴である薄さとスマートさはそのままに、お札、カード、コインをひとつに収納できる長財布。ジップ式のコインポケットにはマチが付く。
【型番】CP953AEJR 【サイズ】9.5cm × 19cm【仕様】札入れ×1 コインポケット×1 カードポケット×6 フラットポケット×1 ¥47,000
【型番】CP953AEJR【サイズ】9.5cm × 19cm【仕様】札入れ×1、コインポケット×1、カードポケット×6、フラットポケット×1 ¥51,700

■:二つ折り財布

二つ折り財布の定番であるベストセラー商品。長財布に比べコンパクトながら、必要最低限の収納要素はしっかりと押さえられている。
二つ折り財布の定番であるベストセラー商品。長財布に比べコンパクトながら、必要最低限の収納要素はしっかりと押さえられている。
【型番】CP141JS【サイズ】9cm × 11.5cm【素材】山羊革(ゴートレザー)【 仕様】札入れ×2 コインポケット×1 カードポケット×3 フラットポケット×3 ¥44,000
【型番】CP141JS【サイズ】9cm × 11.5cm【素材】山羊革(ゴートレザー)【仕様】札入れ×2、コインポケット×1、カードポケット×3、フラットポケット×3 ¥48,400

■:三つ折り財布

手のひらに収まりやすいサイズ感が人気の三つ折り財布。エッティンガーのコンパクト財布の最小サイズながら、札入れ内側にはカードポケットが3室設けられている。
手のひらに収まりやすいサイズ感が人気の三つ折り財布。エッティンガーのコンパクト財布の最小サイズながら、札入れ内側にはカードポケットが3室設けられている。
※三つ折り財布【型番】CP2180JS【サイズ】7.5cm × 9.5cm【素材】山羊革(ゴートレザー)【仕様】札入れ×1 コインポケット×1 カードポケット×3 フラットポケット×1 ¥45,000
※三つ折り財布【型番】CP2180JS【サイズ】7.5cm × 9.5cm【素材】山羊革(ゴートレザー)【仕様】札入れ×1、コインポケット×1、カードポケット×3、フラットポケット×1 ¥49,500
美しいカラーリングで品格漂うボックス。贈り物としても人気が高い。

CAPRAシリーズに用いられているゴートレザーは、エッティンガーの創業期に最も流通していたレザーのひとつ。光沢のある銀面(表面)に細かなシボがあるのが特徴で、手触りは柔らかく、それでいて繊細すぎず、頼もしさも感じる。何より耐久性に優れ、使い込むほどのその美しさが増す。これから5年後、10年後も手放せない愛用の一品になることは間違いはない。

※価格はすべて税込です。

問い合わせ先

エッティンガー銀座

TEL:03-6215-6161

この記事の執筆者
音楽情報誌や新聞の記事・編集を手がけるプロダクションを経てフリーに。アウトドア雑誌、週刊誌、婦人雑誌、ライフスタイル誌などの記者・インタビュアー・ライター、単行本の編集サポートなどにたずさわる。近年ではレストラン取材やエンターテイメントの情報発信の記事なども担当し、ジャンルを問わないマルチなライターを実践する。
PHOTO :
島本一男(BAARL)