両手がフリーになる快適さで愛用者急増中のバックパック。通勤に取り入れているキャリア女性も多いようです。
そこで、海外スナップからバックパックの着こなしをピックアップ。おしゃれの自由度が高まったいま、合わせるアイテムでシックにもスポーティにもなる軽やかなアイテムにトライして、旬の雰囲気を取り入れてみてはいかがでしょうか。
■1:シンシア・ニクソンは…フェミニンスタイルに軽快なひと匙を
ニューヨークで新ドラマ『And Just Like That…』の撮影中にスナップされた女優のシンシア・ニクソン。顔写り抜群の鮮やかなブルーのワントーンで足元まで統一した装いをみせていました。
背負ったバックパックは書類を折らずに収納でき、PCも楽々入るビッグサイズ。ボディに柔らかくフィットする上質レザーの風合いが通勤スタイルにもなじみます。
スカートはたっぷりしたフレアのロングながらウエストがマークされているのでスッキリとバランスよく着こなせます。クールなオーラを放つシルバートーンでサングラス、ピアス、ネックレスを揃え、顔周りに都会的なムードを漂わせ、デキる女のムードを完成。
■2:ヤナ・ハイニッシュは…ミニサイズで洗練スポーティスタイルに
通勤日、オフィスからの帰りはちょっと手前で電車を降りて、ジョギングがてら走って帰宅…、そんな気分にフィットするような着こなしを見せてくれたモデルでインフルエンサーのヤナ・ハイニッシュ。
手持ちしたバックパックはミニサイズでスポーティというよりもオフィスにも馴染むシックなデザインです。
シャツはふんわりとした袖に今っぽさが光るシルエット。足元はハイテクスニーカーで軽快に。全身をモノトーンでまとめ、洗練ムードを後押ししています。
■3:マイリーン・クラスは…リッチ感光るバックパックでカジュアルをクラスアップ
2021年8月、ロンドンで歌手のマイリーン・クラスがラジオスタジオから出てきたところをキャッチ。
バックパックはアイコニックなキルティングレザーとチェーンのラグジュアリーなものをセレクトし、リラクシーなジョガーパンツとスニーカーのカジュアルをグッとシックなスタイルに格上げしています。
オーバーサイズのシャツは胸元を開け、袖をまくり、抜け感ある着こなしに。シャツのフロントの裾を片側だけパンツにインするスタイリングは、腰回りをカバーしながらもウエストの位置を見せることでバランスアップを叶えます。
ビッグフレームのサングラスをはじめ、時計、リング、ネックレス、ピアスとメタリックな輝きを散りばめることで大人の余裕を感じられる、こなれた装いに仕上げています。
通勤にも活躍するバックパックのコーディネート術をご覧いただきました。
スポーティ過ぎず、通勤服にもなじむデザインを選んで、軽快なスタイルを堪能してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子