秋冬らしい柄の一つとして、アニマル柄が挙げられます。そんなアニマル柄を大人が取り入れるなら、上品さを意識したいですよね。
そこで、ご紹介する三人のお洒落賢者たちも実践していた「ベージュ」と「ブラウン」の穏やかな色を取り入れるのがおすすめ。季節感も深めることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
■1:ファンダ・クリストファーセンは…落ち着きのあるカラーと優雅なシルエットを選ぶ
コペンハーゲンファッションウィーク中、ショー会場の外でスナップされたインテリアブランド『RUBY ATELIER』を手掛けるファンダ・クリストファーセン。彼女が選んだアニマル柄は、定番のレオパードでした。
一見強そうな印象のレオパードですが、落ち着きのあるダークブラウンを選びつつ、フレアスリーブや緩やかに広がるボトム部分など、優雅なシルエットにこだわり女性らしい柔らかさを加えると品よく着地させることができます。
また小さめサイズが愛らしいハンドバッグや、リボンがあしらわれた白のフラットシューズでフェミニンにまとめ上げているのも参考になります。
■2:キャロライン・ダウアは…上品ベージュに任せて柄のインパクトを和らげる
2021年8月12日、ドイツの人気インフルエンサー、キャロライン・ダウアをコペンハーゲンファッションウィーク中のストリートにてキャッチ。ハードな印象のパイソン柄パンツをデイリーで着こなすなら、彼女の装いを参考にしたいです。
強い表情のパイソン柄パンツですが、上品でまろやかなベージュをベースとしたことでその強さを和らげることに成功。さらに、気負いない白カットソーで適度にカジュアルダウンしているので親近感も醸せています。
バッグとパンプスは、トップスとパンツのカラーを拾うことで統一感を作ると好バランスです。
■3:ヨーヨー・カオは…ブラウンを基調として穏やかさをまとう
シンガポールを代表するファッションインフルエンサー、ヨーヨー・カオは、穏やかなブラウンでまとめることでゼブラ柄を大人らしく、上品にまとめていました。
深まる秋らしさを感じるような濃いブラウンのニットトップスは、くっきりとしたリブ編みや深いスリットがどんなボトムスもお洒落に見せてくれそうです。そこにゼブラ柄のロングスカートを重ねて、ドッキングワンピースのような着こなしへ。さらにトップスと色味を変え奥行きをつけたブラウンのロングブーツをスカートに繋げれば、足元に重厚感がもたらされモードな表情に。バッグも徹底的にブラウンで統一すれば、スカートの柄が効くワンカラーコーディネートが完成です。
大人に似合う、アニマル柄を使った残暑〜初秋の着こなしをお届けしました。
派手になったり、強い印象になってしまわないか心配という方も、ご紹介したようなベージュとブラウンに任せれば安心です。ぜひこの秋はアニマル柄に挑戦し、着映えを叶えてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香