残暑の装い、小物で秋っぽく！楽々季節のシフトが叶うコーデテク【海外スナップ】

そろそろ秋アイテムを取り入れたい気分ですが、本格的な秋の装いにはまだ早いですよね。「秋小物」であれば夏の装いに投入するだけなので、テクいらずで季節感をシフトすることができます。海外ファッショニスタたちが、どんな秋小物を選んでいたかチェックしてみましょう。

■１：ソニア・ライソンは…夏カジュアルに黒の重厚感を足して秋らしさをひとさじ

秋らしい黒レザー小物の存在感を際立てるべく、トップスとパンツは淡いカラーで統一。

ベルリンでスナップされたインフルエンサーのソニア・ライソンは、オーバーサイズの白Tシャツとブルーデニムパンツといった夏の定番カジュアルに、程よい重厚感のある黒レザー小物を足して秋らしさを表現しました。

夏に活躍する白Tシャツは、ぱきっとした白ではなくまろやかなオフホワイトをセレクト。そうすることで真夏感がなくなり、夏から秋へと繋がるお洒落が楽しめます。デニムパンツはTシャツとコントラストが付きすぎない淡いブルーをセレクトし、調和を意識。淡いトーンで統一したからこそ、黒レザー小物の輪郭がくっきりとして、秋らしさを盛り上げるための十分な存在感を発揮。仕上げに、チャンキーチェーンネックレスなどのゴールドジュエリーをバランスよく配置すれば、カジュアルをトータルでクラスアップすることに成功です。

■２：アンジェラ・ゴンザレスは…端正なブラックコーディネートから秋ブラウンを覗かせて

シーズンレスな黒コーディネートも、ブラウンを添えればたちまち秋顔に。

パリを拠点にインフルエンサーとして活躍するアンジェラ・ゴンザレス。夏と秋のはざまのような端境期には、シーズンレスな黒をメインにすると失敗しません。

端正な黒のスーツは、腕がすっきりと見えるスリーブレスのパワーショルダージャケット、そしてスリットパンツのモダンなディテールで、ワンツーでお洒落な見た目が叶います。そこにブラウンのレザーハンドバッグとブーツを使って、秋らしいカラーをトッピング。さらにブーツのパイソン柄が新たな季節感を上乗せします。

きれいめな着こなしにマッチするよう、ジュエリーは主張が強すぎないものをセレクトすることで上品にまとめ上げていました。

■カミーユ・シャリエールは…ベルト×ウエスタンブーツでほんのりエッジを効かせて

目を引く秋小物をチョイスすれば、シンプルコーディネートが様になります。

ロンドンファッションウィーク中のストリートでキャッチされたインフルエンサーのカミーユ・シャリエールは、白シャツとブルージーンズの爽やかな着こなしに秋らしい小物をオン。

残暑に対応できるよう、ぱりっとした白シャツはフレンチスリーブをセレクト。つんと尖った袖先が立体感を生みながら、肩から二の腕周りを自然にカバーしてくれるのが頼もしいです。デニムパンツ合わせでテイストミックスにしながらも、ストレートを選べばカジュアルになりすぎずちょうどいいバランスに。

シャツの裾をパンツにインしたら、ベルトマークして脚長効果をオン。さらにベルトと同色のウエスタンブーツを加えて秋らしく誘導していました。

きれいめ、カジュアル、ウエスタン…。シンプルな着こなしが映えるのも、様々なテイストをミックスし奥行きを演出しているからこそ。

季節のはざまに役立つ、秋小物を使ったコーディネートをお届けしました。

小物の季節を更新するだけの簡単テクニックなので、早速活用してみてはいかがでしょうか。