「レザーパンツ」でしなやかな辛口フェミニンを。優雅に着こなすコーデ術【海外スナップ】

引き締め効果をもたらすだけでなく、ピリッとスパイシーな見た目がいつものトップスをモダンに誘導してくれるレザーパンツ。フレア、スキニー、テーパードの形別コーディネートをご紹介します。

■１：キャロライン・ダウアは…レザーパンツなら白黒コーディネートが無難にならない

ツヤを放つレザーパンツを組み合わせれば、いつもの白黒コーディネートに表情が生まれ見違えます。

ミラノファッションウィーク中、ストリートでスナップされたドイツの人気インフルエンサー、キャロライン・ダウア。白黒コーディネートにマンネリしているのなら、彼女の着こなしを参考にしたいです。

ジャストサイズの白ニットプルオーバー、黒で統一したパンツとパンプスのきれいめスタイルは、パンツの素材をレザーに置き換えたことでスタイリッシュにきめることに成功しました。膝下が緩やかに広がるフレアラインなので、モードに傾きすぎず優雅な印象に。

そこにチャンキーチェーンストラップが華を添えるベージュバッグを加えれば、大人のミニマルシックが完成です。

■２：オリヴィア・パレルモは…スウェードのシャツワンピースに忍ばせぐっと秋らしく

すとんと縦長に落ちるシャツワンピースからスマートな黒スキニーパンツが覗いて、スタイルアップ効果大です。

ソーシャライトのオリヴィア・パレルモの、パリファッションウィークでの着こなしをピックアップ。シャツワンピースとのレイヤードで縦長効果を強調できる、スキニーシルエットのレザーパンツを活用していました。

キャメルと黒という秋らしい配色は、スウェードとレザーのように素材にもこだわることで季節感アップ、さらに表情たっぷりに仕上げることができます。襟元のボタンはしっかり閉めながら、裾はラフに外しているさじ加減も絶妙で、歩くたびに裾が揺れて絵になります。

アンクル丈のパンツで足首を見せ抜け感を作ったら、マルチカラーのオックスフォードシューズをアクセントとして添え、フィニッシュ。

■３：ローレン・サント・ドミンゴは…渋色カーキとの組み合わせで辛口要素を上乗せ

辛口を基調としつつ、女性らしさをミックスするとエレガントにきまります。

パリファッションウィーク中のストリートにてスナップされた、ファッション通販サイト『Moda Operandi』のファウンダーであるローレン・サント・ドミンゴ。

きりりとかっこいい黒レザーパンツに、ハンサムなカーキのトップスで辛口要素を足し意志ある佇まいを実現。ふわりとしたニット素材を選び柔らかさを加えれば、親近感も手に入ります。さらに同色のプルオーバーを肩に巻き、立体感アップに繋げて。

レイヤード術を使っているので、パンツはテーパードシルエットを選びメリハリバランスを意識。同色のバックスリングポインテッドトゥパンプスを合わせることで、美脚効果抜群です。

赤のルージュやチャンキーチェーンのゴールドブレスレットを足し、華やかさもクリアすれば物足りなさを感じる心配もありません。

この秋活用したい、レザーパンツを使ったコーディネートをお届けしました。ハードな印象が強いアイテムですが、しなやかさを備えているので大人のマチュアな魅力を引き立ててくれます。是非、ご紹介した三人の着こなしをヒントに、この秋はレザーパンツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。