美しくつるんとしたおでこをしている女性を見ると、いきいきとした印象だったり、聡明さだったり、素敵な人生を謳歌していそうだなと感じたことはありませんか? 実は、おでこには人が羨むような秘密があったのです。
雑誌『Precious』9月号では「大人の聡明さとハッピーを手に入れる『開運! おでこケア』」を特集。おでこを磨くと人生が開けていく、そんなケア法を伝授していきます。
この特集から、今回はおでこを美しく見せるベースメイクをご紹介します。
ベースメイクでつるんと立体感のある美しいおでこを完成させる
美しいおでこは、シワなどが目立たず、つるんとしていて、さらに立体感のある丸みのあるもの。スキンケアでおでこの質感を整えたら、ベースメイクで立体感をつくっていきます。
ポイントとなるのは、ハイライトとシェーディング。高さを出したいおでこの中央にはハイライトを、影をつくりたい生え際にはシェーディングを入れていきます。
ここでひとつ注意したいのがアイテム選び。おでこは皮脂分泌が盛んなパーツでもあり、大きなパール入りのアイテムを選んでしまうとギラッとした印象になってしまうことも…。極小パールで色味を厳選して選ぶことが大切に。自然な仕上がりを目指して。
◇極小パールのローズ系下地でさりげなくハイライトを仕込む
■1:パルファン・クリスチャン・ディオール『スノー UVシールド トーンアップ 50+ SPF50+・PA+++ 』
羽のように軽く、みずみずしい感触のUV。ピュアなローズカラーで肌を上品にトーンアップ。
■2:ランコム『UV エクスペール トーン アップ ローズ SPF50+・PA++++』
黄ぐすみまでも晴れやかに吹き飛ばすピンク系のトーンアップ効果。透明感も上がり、理想の肌状態を演出してくれる。
◇濃いフェースパウダーで輪郭に自然な影をつくる
シェーディング代わりに使うのが濃い肌色のフェースパウダー。肌から浮かず、自然なグラデーションになるので、誰でも失敗がなく、使うことができます。パールが入っておらず、自分の肌色よりも2段くらいダークな色味を選ぶのがポイントです。
■1:シャネル『レ ベージュ プードゥル ベル ミン 40』
肌の質感を損なわないシアーな質感が美しいフェースパウダー。健康的で生命感のある艶感が特徴。
■2:パルファム ジバンシイ『プリズム・ヴィサージュ 5』
4色を混ぜて使うことで、奥行き感のある自然な発色が叶う。ブラウン系3色にアプリコット色が混ざることで血色を感じさせるヘルシー肌に。
◇美しいおでこの仕上げ方
■1:ローズ系下地を小さなTゾーン形におく
ローズ系の下地を中指にとり、高く、立体的に見せたい眉間と鼻筋に、小さなTの字を描くように薬指でポンポンとのせていく。範囲を広げないように、その場でトントンと薬指でよくなじませておいて。
■2:ファンデーションはおでこの半分までしか塗らない
リキッドやクリーム、クッションファンデーションは、おでこの半分までのせ、生え際まで塗らないのがポイント。半分までのせたファンデーションの境目をスポンジで放射状にのばす。自然な立体感も出ておすすめ。
◆パウダリーファンデーションの場合は…
面積の広い頬などを塗ったあと、スポンジにファンデーションを足さずに、おでこに塗るのがコツ。スポンジを放射状に動かし、中央から生え際に向かってのばす。
顔の凹凸にピタッとフィットし、持ちやすい形状にこだわった極上のスポンジ。
■3:濃いフェースパウダーを輪郭に沿ってクルクルのせる
肌全体にルーセントのフェースパウダーを薄くのせたあと、濃い肌色のフェースパウダーをブラシにとり、影に見せたい頬骨の下から輪郭に沿ってのせていく。つけ足さずに、こめかみから生え際の中央に向かってくるくると円を描くようにのせる。反対側も同様に。
肌当たりが極上で、パウダーがふわっと柔らかく均等にのせられるブラシ。肌に自然な艶を与えることもでき、使いやすい一本。
問い合わせ先
- パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン TEL:03-3239-0618
- ランコム TEL:0120-483-666
- シャネル(カスタマーケア) TEL:0120-525-519
- パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕 TEL:03-3264-3941
- カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120-518-520
- SUQQU TEL:0120-988-761
- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、宗髙聡子(静物)
- HAIR MAKE :
- AYA(LA DONNA)
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)