秋冬の足元を彩るブーツがそろそろ気になるこの頃。ショート丈なら断然注目なのが、履くだけで旬のバランスを演出する厚めソールのサイドゴアブーツです。そこで、パンツと合わせて今年らしいバランスでメンズライクに着こなしていた、3人のファッショニスタのスナップをお届けします。
■1:エルザ・ホスクは…リラックスカジュアルをブーツでモードにクラスアップ
ニューヨーク・ソーホーのストリートでスナップされた、モデルのエルザ・ホスク。タートルネックにシャツジャケットを羽織りデニムを合わせた、力の抜けたカジュアルを纏っていました。
ここにスニーカーを合わせると、ストレスフリーな今っぽい着こなしになるものの、洗練度が少し物足りない…。そこで、サイドゴアブーツの出番です。
ボリュームあるビブラムソールがジェンダーレスな雰囲気を後押しし、グッと旬の装いに。ジャケットとブーツを、今季の本命カラーであるキャメルブラウンで統一すれば、モード感まで漂わせてくれます。
■2:アライン・カプランは…パンツの裾から覗かせたサイドゴアが軽快さをプラス
ベルリン在住のファッションブロガー、アライン・カプランは、グレーやブルーの甘さ控えめな色合わせ&サイドゴアブーツでマニッシュなコーディネートを披露していました。
肌の透明感を引き出し、顔映え抜群の明るいブルーのタートルネックがコーディネートの軸として存在感を発揮。他のアイテムはそのエレガントな色味を際立てる色味を選んでシックにまとめています。バッグのゴールドトーンのメタルパーツがリッチ感をプラス。
ボトムスはくるぶし丈のストレートパンツにビブラムソールのサイドゴアブーツを合わせて、快活に。足元にボリュームを持ってくることで、ショート丈のアウターとも好バランスな装いに仕上げています。
■3:クリスティーナ・ビショフは…パンツの裾をインしてフレッシュな着こなしを堪能
ヘアケアブランド『feschi』のファウンダーであるクリスティーナ・ビショフをミュンヘンのストリートでキャッチ。パンツをブーツインした、この秋らしい着こなしでサイドゴアブーツの装いをアップデートしていました。
ブーツインに今っぽさをもたせるには、スキニーでなくストレートなど、ややゆとりあるフィット感のシルエットのパンツを選ぶこと。インすることで足首に向けてキュッと絞られたラインがアクティブな印象を漂わせ、新鮮な足元を演出します。
オーバーサイズなジャケット&バッグを合わせたのも旬のバランス。ジェンダーレスなムードが高まり、洗練カジュアルに仕上がります。
今季さらに人気が高まっているサイドゴアブーツのコーディネート術をご覧いただきました。
ベーシックなデザインをすでにお持ちなら、厚めソールの進化系を選んで、モードなスタイルを堪能してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子