今年のブーツをトレンドで選ぶなら、まず手に入れておきたいのがロングブーツ。装いに新鮮さを添えてくれる、大本命アイテムです。
そこで、海外スナップから旬のロングブーツをシックに履きこなしていた3人のセレブをピックアップ。今どき感のある取り入れ方をチェックしていきましょう。
■1:カミーユ・シャリエールは…好感度の高いカラーリングにモードをひと匙
ロンドン在住のファッションジャーナリスト、カミーユ・シャリエールをパリのストリートでキャッチ。ベージュ、ブラック、ホワイト…とベーシックで好感度の高いトーンでまとめた装いを披露していました。定番配色といえども、決して退屈にみせず、かえって印象的に仕上げたところに彼女のセンスが光ります。
艶やかなロングブーツはスクエアトゥでモード&マニッシュなデザイン。白パンツをインしてすっきり爽やかな足元に。パンツの程よいゆとりのあるフィット感とハイウエストのデザインが今どき感を底上げしています。
仕上げにネイビーのスカーフをラフに巻いてエレガンスを後押しし、上品なロングブーツコーデを完成。
■2:シャルロット・ゲンズブールは…意外性のある足元でセットアップを新鮮な表情に
2021年9月28日、パリファッションウィークでスナップされた、女優で歌手のシャルロット・ゲンズブール。モノトーンのチェック柄スーツに白シャツ、というマニッシュな洗練コーデを披露していました。
装いを今年らしくしているのがロングブーツの足元。今まではブーツインといえば、スキニーなどのフィット感あるシルエットが定番でしたが、今季はこんなセットアップのパンツをインしてしまうスタイルがフレッシュに感じられます。
ブーツのポインテッドトゥと高めヒールが女性らしさをプラス。大人の余裕を感じさせる、クールな着こなしに仕上げています。
■3:キャロリン・ダウアは…オールブラックコーデにモダンさをプラス
同じく2021年9月、パリファッションウィークに登場したドイツ出身の人気インフルエンサー、キャロリン・ダウア。たっぷりとした袖のデザインがモードな雰囲気のドレスにロングブーツを合わせ肌みせの分量を調整し、ミニ丈ながら落ち着いた印象を漂わせていました。
ブーツは筒が太すぎず程よくフィットするスタイリッシュなタイプを選んで、ドレスのエレガントなムードとテンションを合わせて。クラッチ風に手に持ったバッグと、ドレス、ブーツを艶のある素材でまとめて華やかさをキープ。
さらに大ぶりなゴールドのネックレスでアクセントを添えて、シンプルながらディテールにモダンさを感じる装いに。
この秋冬人気再燃中のロングブーツのコーディネート術をご覧いただきました。
インするなら、パンツはぴったり過ぎないものを合わせるのが今年らしさの鍵。脚みせの分量を調節できるので、ミニの着こなしも楽しんでみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子