ベージュの上品さ、柔らかさ、優しげな表情を引き立てるには「白」を合わせるのがおすすめです。中でもぱきっとシャープな切れの良い白なら、ベージュの持ち味はそのままに、スタイリッシュさまで両立することができるのです。
ご紹介する三人のモデルやインフルエンサーたちも、そんなベージュ×白の配色で絵になるスタイルを叶えていました。
■1:ジュリア・ステグナーは…ボトムコーデをすっきりまとめベージュをほっこりさせない
ニューヨークファッションウィーク中のストリートでキャッチされたドイツ出身のモデル、ジュリア・ステグナー。ともすればほっこり見えてしまうオールベージュをスタイリッシュに着こなすのなら、彼女の着こなしが参考になります。
ソイビーンのようにまろやかなベージュで統一したトップスとスカートの組み合わせは、ざっくり編みのハイネックがポイントのトップスを選ぶことで、間延びを回避。さらにスカートはフロントスリット入りのタイトシルエットを選び、都会に似合う雰囲気に導いていました。そこにポインテッドトゥがシャープさを上乗せする白のパンプスを合わせれば、切れの良い上品コーディネートが出来上がりです。
■2:ジジ・ハディッドは…心地良いリラックスな装いはシャープな白と小物テクで着映える
2021年9月21日、NYのNOHOでスナップされたモデルのジジ・ハディッドは、スウェットパンツとスニーカー、ビッグシャツというリラックス感のある装いに身を包んでいました。
締め付けのないゆとりシルエットのコーデュロイシャツや、動きやすさをアシストするスウェットパンツとスニーカーの組み合わせは、ベージュと白の配色で心地良さそうな印象を上乗せ。シャツのカラーとリンクしたハットは、ブリムが広いものを選んで着こなしのアクセントに。さらに、ニュアンス配色に映えるイエローのスニーカーと黒のビッグトートバッグを投入すれば、色のバランスが小気味よいコーディネートに着地します。
■3:イザベル・ハートマンは…旬配色でクラシカルコーディネートを今っぽく更新
2021年9月27日、パリファッションウィーク中にインフルエンサーのイザベル・ハートマンをスナップ。タイムレスな魅力を放つアイテムたちは、ベージュと白の配色に任せ今っぽい表情へ。
トレンチコート、シャツ、スラックスというきれいめアイテムを総動員させれば、凛とした雰囲気を醸すことができます。コートとパンツはベージュでリンクさせ、セットアップ風な着こなしへ。好印象な白シャツは、裾をインせずラフに着こなすことで程よい抜け感を宿すことができます。
足元には、トゥのカラー切り替えがアクセントのベージュパンプスを選び優雅に。そしてヘアはすっきりタイトにまとめつつ、シルバーのネックレスを添えたことで上級者な雰囲気をまとうことに成功しました。
ベージュというカラーが活きる、配色例をご紹介しました。
ぱきっとした白を支えにすれば、ベージュの持ち味を活かすことができながら都会的なムードまで醸せます。ぜひ、この最愛配色にチャレンジしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香