柔らかさと上品さを持ち合わせたベージュは、強すぎない色調が心地よさを感じさせる、今の気分に寄り添う、ニュートラルカラー。
特にコートで取り入れれば、インナーを選ばず、モードな装いもソフトにまとめてくれるので重宝します。
そこで、海外スナップからベージュコートの着こなしをピックアップ。洗練を叶える、ベージュの魅力が高まる3人の装いを、ぜひ参考にしてみてください。
■1:キャロリライン・ダウアは…ホワイトパンツで爽やかな切れ味を添えて
ドイツ出身の大人気インフルエンサーのキャロライン・ダウアがパリに登場。ベージュのコートをジャケットに重ね、ワーキングシーンにも相応しい装いを披露していました。
合わせたのはクリスプな存在感が目を引くホワイトのパンツ。秋冬の冷たい空気に映える溌溂カラーは、ベージュの温もりにクールさを添え、全身のオシャレ度をグンとアップさせてくれます。
足元はヒールを合わせて女性らしさを漂わせて。つま先のゴールドがベージュコートのボタンとリンクして、リッチさをプラス。
■2:レオニー・ハンネは…上質コートは色味を揃えてシンプルに着こなすのが正解!
2021年9月23日にミラノファッションウィークでキャッチされた、人気インフルエンサーのレオニー・ハンネ。
見るからに素材の上質さを感じるコートには余計な色を加えず、同系色のアイテムを合わせることで、そのオーラを満喫する着こなしを楽しんでいました。
ミニマルな装いのアクセントに、チャンキーチェーンのネックレス&ラウンドシェイプのバッグをプラスし、華やかさとモード感を後押し。主役級のコートをエッジーな味付けで洒脱に仕上げています。
■3:ティナ・ハーゼは…迫力コートを上品に仕上げるベージュマジック
デジタルクリエイターとして活躍するティナ・ハーゼが、ベージュコートを纏ってベルリンのストリートに現れました。
コートはファーが襟元と袖口にあしらわれた、インパクトあるデザインながら、柔らかく包容力のあるベージュなので、シックな雰囲気。
タイトにまとめたヘア&足にフィットするミニマルなブーツが、洗練度を底上げ。チェーンバッグがモードさもプラスし、凛としたエレガンス漂うコートスタイルを完成させています。
ベージュコートをカラーミックスやグラデーションなどで今っぽく着こなしていた3人をクローズアップしました。
知的で気品溢れるなじみカラーを味方につけ、今年らしくコートの装いをブラッシュアップさせましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子