昨年から注目されてきたグリーンは、今シーズンさまざまなトーンやアイテムで多彩にラインナップし、ますます人気が高まっています。おしゃれ感度の高いインフルエンサーたちがこぞって愛用し、取り入れるだけで装いを輝かせるトレンドカラーにこの秋冬、ぜひトライしてみませんか?
■1:クロエ・アルシュは…ボタニカルカラーをパンツで取り入れて優しい佇まいに
パリ ファッションウィークに現れた、フランス出身のファッションコンサルタントでインフルエンサーのクロエ・アルシュ。オーバーサイズのジャケット&Tシャツというマニッシュなトップスに、裾を絞ったシルエットのパンツやポインテッドトウのパンプスといったフェミニンなアイテムをコーディネートして、大人の洗練スタイルへ導いていました。
パンツは落ち着いた濃いめの色味なので、あらゆるカラーとマッチ。定番のブラックやブラウンよりも新鮮に、かつ、こなれた感じに装いを一新してくれます。
■2:ペルニーレ・タイスバックは…ネオンカラーを少量加えたエッジの効いた着こなし
コペンハーゲン在住のスタイリストで大人気インフルエンサーであるペルニーレ・タイスバックは、黒、白、ベージュといった定番色に少量でもインパクト大のネオングリーンを加えてモダンモードなカラーリングを披露していました。
差し色として絶大な効果を発揮しているグリーンはオープントウのパンプスとサングラスのフレームというごく小さな面積。この匙加減がシックに仕上げるテクニックです。レザージャケットのビッグなショルダーに、ネオンカラーと同じ1980年代が香って、スタイリッシュなコーディネートを完成。
■3:クロエ・アルシュは…モノトーンに鮮やかグリーンを効かせて今どき感をプラス
クロエ・アルシュのスタイリッシュなグリーンの着こなしをもう一枚ご紹介します。同じくパリ ファッションウィークでキャッチされた彼女、この日は鮮やかなグリーンをトップスで取り入れて顔映えまで叶えた着こなしを楽しんでいました。
ボリュームあるワイドパンツにクロップト丈のグリーンニットで上半身を小さく見せ、脚長効果抜群のコーディネート。ニットの裾や首元から覗くインナーやシューズ、バッグで白を印象的に添えて、軽やかさを後押ししています。仕上げにレザージャケットを羽織り、カジュアルさのなかにリュクス感を漂わせて。
表情豊かなトレンドカラー、グリーン。お気に入りのトーンを取り入れて、瑞々しくフレッシュな旬のおしゃれをお楽しみください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子