京都の北、左大文字山から続く鷹峯三山の麓に息づく、密かな森の庭に佇むプライベートリゾート「アマン京都」。約2万4千平方メートルの広い敷地内には、24室からなる客室棟と2つのパビリオン棟のほか、ダイニングや天然温泉などを備えたそれぞれの棟が、森の庭に溶け込むように点在しています。
そんなアマン京都が有するレストランでは、この冬おすすめのコース料理の提供が11月より始まっています。
ひとつは冬の味覚「蟹」を贅沢に味わう日本料理のコース。そしてもうひとつは寒い日にうれしい黒トリュフを使った絶品のチーズフォンデュのコースです。本記事では気になる「アマン京都」のふたつのコース料理をご紹介します。
蟹もチーズフォンデュもどちらも気になる!「アマン京都」の冬のコース料理2種
■1:最良のものを最良の調理法で…「活ズワイガニコース」/日本料理「鷹庵」
ミシュラン2つ星の金沢の老舗料亭「銭屋」の主人である高木慎一朗氏が総料理長を務める、アマン京都の日本料理「鷹庵」。11月の山陰・北陸地方のカニ漁解禁に伴って、冬の味覚を食す「活ズワイガニコース」が提供開始となっています。
京都府丹後から兵庫県山陰沖を代表する5つの名漁港で水揚げされた、タグ付き活ズワイガニから厳選し、その日最良のものを仕入れるそう。鮮度抜群の1kg級の活ズワイガニが持つ、うま味を最大限に引き出す調理法で提供されます。
コースは全9品の懐石料理。
蟹の身をたっぷりと使用し、ふっくらと仕上げた「カニ身蒸」は、昆布と鰹の一番出汁を合わせて椀物に。備長炭を使って、お客さんの目の前で焼き上げる「焼きガニ」も絶品です。濃厚な蟹味噌に絡めていただく「蒸しガニ」、たっぷりの蟹の殻で取った出汁で炊き上げる「カニ御飯」など、最初から最後まで、まさに蟹づくしの贅沢なコースとなります。
また、食通をうならせる雌のズワイガニ「セコガニ」をいただけるのも本コースの魅力。コク深く、「赤いダイヤ」とも呼ばれる卵巣「内子」を混ぜ合わせたすし飯に、セコガニの身をたっぷりとのせたお寿司もいただけますよ。こちらのセコガニの提供は2021年12月28日(火)までとなるため、気になる方はお早めにお召し上がりくださいね。
こちらのコース自体は2022年2月末頃まで提供予定。時間はいずれも17:30〜20:00(最終入店18:00)となります。3日前の15:00までに要予約(2名以上)です。なお、年末年始(12月29日〜1月5日)は仕入れの関係より除外日となります。
総料理長である高木氏がカウンターに立つ日は限られているため、こちらはレストランにお問い合わせを。
日本料理の粋を語り合いながら楽しむライブ感あふれる一枚板のカウンターや、苔の庭を愛でるテーブル席で、料理を一層引き立てるソムリエ厳選のペアリングとともに冬の味覚をご堪能ください。
問い合わせ先
■2:心も身体もあたたまる「黒トリュフチーズフォンデュ」コース/「ザ・リビング パビリオン by アマン」
各地のミシュラン星付きのレストランで研鑽を積み、その土地ならではの素材を活かす伝統的なイタリア料理を学んだ「アマン京都」総料理長の鳥居健太郎氏。その鳥居氏が監修するレストラン「ザ・リビング パビリオン by アマン」では、黒トリュフを贅沢に使った「黒トリュフチーズフォンデュ」コースが提供されています。
鳥居氏の16年間にわたる海外生活中に訪れたスイスやフランス・南アルプスにおける食体験をもとに作り上げられた、特製のレシピなのだそうですよ。
チーズソースはグリュイエール、エメンタール、滋賀山田牧場のラクレットの3種のチーズをブレンド。黒トリュフが贅沢に加えられ、互いを引き立てる深い味わいに仕上げられています。
聖護院大根や金時人参など色とりどりの厳選された京野菜、京都産ソーセージなど、地元の食材をフォンデュして楽しめるのが、アマン京都ならではのチーズフォンデュの魅力です。おひとりさま用のポットで提供されるフォンデュの締めには、平打ちパスタのタリアテッレを。コクあるチーズを心ゆくまで楽しめますよ。
ランチコースでは黒毛和牛のハヤシライスを、ディナーコースでは香川産フレッシュキャビアや和牛フィレ肉などプレミアムな食材を、コース仕立てでいただけます。
期間は2022年2月末頃までの提供を予定されていますが、トリュフの入荷状況により、早期終了する場合があります。前日17:00までの予約が必要で、グループで来店する場合には、同一コースでの注文となります。
寒い冬ならではの、心も身体もあたたまるコース料理を楽しんでくださいね。
問い合わせ先
非日常感あふれるプライベートリゾート「アマン京都」。レストランは宿泊者以外でも利用可能なため、お食事はもちろんのこと、気軽に「アマン京都」のラグジュアリーな雰囲気や、美しい森の景色を堪能することができます。
ぜひこの冬は、美食を求めて「アマン京都」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
- アマン京都
- TEL:075-496-1333
- 住所/京都府京都市北区大北山鷲峯町1
- TEXT :
- Precious.jp編集部