ファッションをさらに価値あるものへ引き上げる革新的取り組み
女性の冬の着こなしを美しく彩るマックスマーラ(Max Mara)のサステナブルライン、「キャメリュクス(Cameluxe)」に新作が加わりました。ライン名にも表れているように、使用されているのは最高品質のキャメルヘアです。
もともと、マックスマーラのアイコンコートはラクダが自然に脱皮する際に採取した被毛のみを使用していました。それをリサイクルするだけでなく、もっと価値の高いものへ仕上げようという発想から生まれたラインです。
コートを生産するときにどうしても出てしまう端切れを廃棄することなく、ブランドオリジナルのテクノロジーを使い、加工。コートやベストの中綿へ採用しました。その着心地は最高!です。特殊な技術から生まれた細い繊維は、シベリアンダウンに匹敵する温かさと、驚くような軽さが実現されています。
この「キャメリュクス」の登場により、エネルギーや水の消費量、廃棄物、CO2排出を削減が可能になり、ファッションと環境を良好な関係へと導きます。
本記事では、今季の新作からおすすめのアイテム5点をご紹介。すべて表地には撥水加工を施したダウンプルーフの、独特なツヤをもったポリエステル素材が使用されています。エレガントなシルエットのベルテッドコートや、スポーティなブルゾン、コートのインに合わせるのにもちょうどいいジレなど…、いずれもマックスマーラらしい上質感に程よいアクティブ感が加わったデザインが魅力です。
新ライン「キャメリュクス」から厳選!新時代のアウター5点
■1:通勤、休日、さまざまなシーンで活躍するミドル丈コート
マックスマーラが得意とする美しいテーラードのデザインを、着丈106cmのややオーバーサイズに仕立てています。やや高い位置に配されたベルテッドだから、ウエストをギュッとマークしてもかっこよく映り、オープンしてふわりと着てもハンサム!
絶妙なダークグレーの発色とシックな光沢、着ぶくれ感を見せないデザインがスタイリッシュな印象を与えます。冬の通勤には一枚をさらりとはおり、真冬の休日はジレと組み合わせてスポーティに着こなしてみては?
■2:軽やかさが見逃せないキャメルカラーのオーバーシルエットコート
着丈126cmと「キャメリュクス」ラインの中では一番のロング丈で、オーバーサイズに仕上げたテーラードコートです。通常、丈長&ビッグシルエットの組み合わせのダウンコートはもたつき感が否めませんが、このコートなら大丈夫! むしろ、軽やかに見せてくれます。
今季もマストハブなローゲージのニットをインに合わせても、ストレスは感じません。テーラードコートに長けたマックスマーラらしい仕上がりです。
■3:遊び心のある大きなフードがチャームのAラインコート
フードを取り囲むようにジップが配されたデザインに遊び心を感じる、着丈116cmのフーデットコートです。ジップ使いでさまざまな表情の変化を楽しめるとともに、Aラインのシルエット、ややドロップ気味なセットインスリーブ、裾のラウンドヘムなど、細やかな部分にまでブランド独自のカジュアルの解釈がそこかしこに。まさに大人仕様のカジュアルコートです。
薄手に仕上がってはいるものの、袖口のウールストレッチと、中綿の「キャメリュクス」の組み合わせにより、抜群の保温性を備えています。スリムなパンツとコーディネートすれば、溌剌としたスタイルの完成です。
■4:ドローストリング付きフードがアクセントのブルゾン
やや肩を落としたデザインが若々しさを放つブルゾンです。大きなフードにはリボン状のドローストリングがセットされ、胸元の斜めポケットと合わせたアクセントに。袖口はサイズ調整が可能なスナップボタン付き。
単体でスポーティにまとまりますが、レイヤードのコーディネートも素敵。ウールのダブルフェイスコートに組み合わせると新しい表情が生まれます。他では真似できないマックスマーラらしい着こなしです。
■5:一枚でもレイヤードでも!フルに活躍するジレ
手持ちのコートと合わせてインナーダウンのようにレイヤードしてもOKのフーデットジレ。着丈は98cmとやや長めで、トレンドのオーバーサイズテイストに装えます。
また、腰下までカバーできるから、冷え対策にもパワーを発揮! 今回ご紹介した「キャメリュクス」のコートと組み合わせれば、温かさは倍増します。
以上、マックスマーラのサステナブルな取り組みからスタートした「キャメリュクス」の新作コートとジャケット、ジレを紹介しました。
さらに価値あるものへという考え方から派生するアップサイクル。ブランドアイコンのキャメルコートを、このアップサイクルに昇華したマックスマーラの発想と取り組みは、環境とファッション、そして私たち女性、三者の距離をぐっと縮めるもの。
心までも温かく包み込んでくれるような、画期的なプロジェクトから生まれた冬のワードローブに更新してみませんか?
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- Precious.jp編集部