肩肘張らない、今の気分に寄り添うリラックスアイテムといえばレギンス。ミニマムなシルエットはコーディネートに取り入れやすく、忙しい朝につい手が伸びしてしまう人も多いかもしれません。
そこで、今年は足裏に引っ掛けられるストラップがついた「スターラップ」レギンスを取り入れて、着こなしをアップデートしてみませんか? 洗練された装いに合わせ、大人に相応しいエレガンスを漂わせていた3人をご覧ください。
■1:マンディ・ボークは…シューズとのコントラストでモード感を高めて
2021年10月、ベルリンのストリートでキャッチされたモデルのマンディ・ボーク。ライトグレーのオーバーサイズなジャケットにインナーをブラックで揃えた装いで洒脱なムードを漂わせていました。
ジャケットのビッグシルエットが気になるお腹周りをカバーしつつ、レギンスのスリムな脚のラインをさらに強調しています。足元にはフロントにビジューがあしらわれたボリュームあるローファーを合わせて、バランスよく。ともにブラックを選んだことで、レギンスの新鮮なデザインが引き立ち、垢抜けた印象をグッとアップしています。
腕にかけたブルーのバッグと存在感あるイヤリングがエレガンスを後押ししています。
■2:ティナ・ハーゼは…リラックスなトップスとシャープなヒールのハイブリッドスタイル
デジタルクリエイターのティナ・ハーゼは、人気のモコモコ素材のトップスにレギンスを合わせ、キリッと切れ味を加えた装いを、紅葉が美しい11月のベルリンで披露していました。
トップス以外はバッグまでブラックで統一。ボックスシルエットにモード感が漂うバッグや、ポインテッドトウのミュール、ボールドなサングラスなど、エッジーなスタイルをセレクトしたことでマンネリを回避しています。
アウトドアな雰囲気と都会的なムードが絶妙に融合し、今っぽさ抜群のコーディネートを完成。
■3:アレクサンドラ・ラップは…ブルーを効かせてノーブルな印象に
ベルリンでスナップされたブロガーのアレクサンドラ・ラップは、黒・白・ブルーの3色に色味を絞り、シックで女性らしいレギンスコーデを楽しんでいました。
ブルーの入ったツイードチェックのコートにブルーのストールを羽織り、風をはらんでふんわりと揺れるフォルムがフェミニン。その分ボトムスは脚にフィットするレギンスでコントラストを効かせてすっきりと仕上げています。大きなバックルのベルトをプラスすることでバランスアップ。足元はブルーのポインテッドトウのヒールを合わせてさらに脚長に見せています。
インナーの白Tシャツが少量ながら爽やかさを添えて、品よく大人の余裕を感じるレギンスコーデに。
フレッシュなアイテムのスターアップレギンスを大人に相応しいエレガントな装いに取り入れていた3人の着こなしをチェックしました。ジャケットやヒールといった、きちんとした印象を醸すアイテムと合わせるのが成功の鍵。ぜひこれからのコーディネートの参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Iages
- WRITING :
- 神田 朝子