雑誌『Precious』12月号では、『心のドレスアップ、「香り」のワードローブ』と題して、大人の女性にふさわしい香りを、パルファンやオードパルファン、ボディフレグランスなどの種類別にピックアップ、香りの特徴やつけ方のコツと共にご紹介しています。
今回は、素肌の香りとして習慣にしたい「ボディフレグランス」を取り上げます。
【 body fragrance(ボディフレグランス)】レイヤードを楽しむための香りのベースメイクにもなるボディフレグランス
自分らしさを知り尽くした今だからこそ…。「素肌の香り」として習慣にしたいのが、ボディフレグランスです。パルファンやオードパルファンと大きく異なるのは、肌や髪に艶や潤いを与える美容成分が含まれていること。エッセンシャルなケアの延長線上にあるのでなじみがよく、内側から温かみのあるほのかな香りが立って、全身を包み込んでくれるのです。
そこに、同じ香りのパルファンやオードパルファンを重ねれば、独特の奥行きが生まれ、香りをより長続きさせることもできます。自分らしさに回帰するエッセンシャルな香りとして、あるいは香りのベースメイクとして…ボディフレグランスは、ぜひ揃えたいアイテムです。
●上写真/ゲラン レ マティエール コンフィダンシエル『オーデ ランジュリー』
アイリスとローズの軽やかな甘さに、バニラとサンダルウッド、アンブレットの深みが加わって、官能的な女性らしさを表現。肌にはもちろん、繊細なランジェリーや洋服のワードローブにも…。ライフシーンのすべてをエレガントな香りで包み込める。
■ Essential collection:心に秘めた優しさを物語る
●上写真左から/メゾン クリスチャン ディオール『エデン ロック ボディ クリーム』
降り注ぐ太陽と潮風、花々や海辺の樹木…地中海からのぞむ光景をソルティなマリンノートとウッディな香りで解釈。軽やかでクリーミィなテクスチャーが肌を柔らかく整え、保湿しながら繊細な香りを宿らせる。
●ジョー マローン『ヴェルベット ローズ & ウード ヘア ミスト』
スパイシーなクローブから華やかなダマスクローズ、スモーキーなウードへ…。徐々に深みを増してゆくリュクスなフローラルノート。アルガンオイルやビタミンB5などのエモリエント成分が髪にしなやかさを与え、健康的な艶と上品な香り立ちを実現。
●ジバンシイ『ランテルディ ソリッド パフューム』
オレンジフラワー、ジャスミン、チュベローズの優美なホワイトフラワーノートに、ベチバーやパチュリの野性味をプラス。『ランテルディ』の香りを気軽にタッチアップできるリップ型ソリッドパフューム。
●ディプティック『サテンオイル』
イランイランとスパニッシュジャスミンの甘さをスパイシーなサフランが鮮やかに際立たせて。いきいきと女らしい香りを肌や髪に艶と潤いを与えながら楽しめる。紫外線対策を意識したベニノキエキスも配合され、デイリーに愛用できるのも優秀。
■ドレスアップルール:エレガンスの気配はボディフレグランスがつくる。ほのかだからこそ、一瞬が心に残る
上に向かって香る特性を生かしてランジェリーの裾に。体から少し離れているので、後ろ姿にふんわり香りの余韻が漂う。
※掲載の商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- ゲラン TEL:0120-140-677
- パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン TEL:03-3239-0618
- ジョー マローン ロンドン TEL:0570-003-770
- パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕 TEL:03-3264-3941
- ディプティックジャパン TEL:03-6450-5735
- PHOTO :
- 浅井佳代子、唐澤光也(RED POINT/カットアウト静物)
- STYLIST :
- 小倉真希
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 大塚まゆか
- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、五十嵐享子(Precious)