冬の寒風を受け止め、身体を守ってくれるライダースジャケットは、バイク乗りたちにとって欠かせないアイテムである。それこそ、色々な素材を取り入れたライダースジャケットが登場しているが、レザーは今でも第一線で活躍するほど人気が高い。だからこそ ”本物”と呼ばれるレザージャケットを手にしたいものだ。そこで、英国の老舗レザーブランド「ジェームスグロース」の2大定番モデル「マニラ」と「レーシング」のふたつを紹介。世界中のバイカーたちから支持されているから、ライダースジャケットとしての機能はもちろんであるが、上質な素材使いと高いデザイン性は、カジュアルに着こなしても面白い。

世界中のバイカーたちから注目される「ジェームスグロース」のライダースジャケット

ライダースジャケット¥154,000(グリニッジ ショールーム〈ジェームスグロース〉)
ライダースジャケット¥154,000(グリニッジ ショールーム〈ジェームスグロース〉)

スリムシルエットで着丈が長く、ウエストの象徴的なバックルをバックに設けた英国らしさを感じさせる「ロンジャン(ロンドンジャンパー)」仕様のダブルライダースジャケット「マニラ」。クラシックスタイルを踏襲したアイコニックな表情に、薄くて軽く、柔らかさが特徴的なホースレザーが組み合わさることで、無骨なライダースとは異なるしっとりとした質感を楽しむことができる。

ライダースジャケット¥143,000(グリニッジ ショールーム〈ジェームスグロース〉)
ライダースジャケット¥143,000(グリニッジ ショールーム〈ジェームスグロース〉)

「ジェームスグロース」が持つアーカイブから復刻させたシグネチャーモデル「レーシング」は、フロントに設けたジップポケット以外、極限までシンプルかつミニマルに仕上げた一品。スリムで着丈が長く、王道のライダースジャケットらしいシルエットが楽しめる。ほどよい艶感と柔らかさを持つシープスキンを採用しているから、上品で洗練された印象だ。

英国テイストを取り入れたカジュアルスタイル

ライダース¥154,000(グリニッジ ショールーム〈ジェームスグロース〉)、ニット¥28,600(真下商事〈アラン ペイン〉)、Tシャツ¥10,450(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ¥41,800(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ハケット ロンドン〉)、靴¥77,000(トレーディングポスト青山本店〈クロケット&ジョーンズ〉)
ライダースジャケット¥154,000(グリニッジ ショールーム〈ジェームスグロース〉)、ニット¥28,600(真下商事〈アラン ペイン〉)、Tシャツ¥10,450(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ¥41,800(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ハケット ロンドン〉)、靴¥77,000(トレーディングポスト青山本店〈クロケット&ジョーンズ〉)

ライダースジャケットを街着として普段使いするのであれば、クリケットセーターやブラックウォッチ柄のパンツを取り入れることで、品よくまとまる。ここではショートブーツを合わせたが、ラフなスニーカーでモダンな着こなしもおすすめだ。

以上、「ジェームスグロース」のライダースジャケットを紹介した。いわゆる革ジャンであるが、“本物”を求めるのであれば、こちらの定番モデルは見逃せない。見た目の格好良さもそうであるが、レザーの重厚感を楽しみながらカジュアルな着こなしをしていただきたい。

※価格はすべて税込です。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
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