これからは、美しいものをその背景にある物語にまで思いを馳せて身につけていたい。
雑誌『Precious』1月号では、「日進月歩の技術、温故知新の柔軟性、心に響く物語の着る贅沢—新しい日々をを紡ぐ『革新のおしゃれ』」を特集。
その始まりに…と選んだのは、今心に響く6つの物語。
未来へと向かう取り組みとして注目を集めるアップサイクルや、受け継がれる伝統を更新し続ける技…。志と情熱をもってつくられる服やジュエリーの素敵な物語に触れてみて。
今回は、大政 絢さんがまとう「ドリス ヴァン ノッテン」のコーディネートをご紹介します。
メンズのテーラードのよさを、女性が心地よく着られる服に
’90年代、ファッション界を席巻した新しいモードの担い手として伝説となり、美意識の高い服づくりを続けるドリス・ヴァン・ノッテン。
今回注目したのは、ドリスが学生時代に初めてデザインしたシャツを継承したシャツワンピースと、メンズコレクションからスタートしたブランドならではのマニッシュなジャケットというルーツ的アイテム。
メンズの機能的なデザインを生かしたテーラードジャケットは単なるオーバーサイズではなく、女性の体を考えて綿密な調整が施されており、女性が気持ちよく綺麗に着ることができる。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 岡本充男
- STYLIST :
- 伊藤美佐季
- HAIR MAKE :
- KENSHIN(EPO LABO/ヘア)、村松朋広(sekikawa office/メイク)
- MODEL :
- 大政 絢(Precious専属)
- EDIT :
- 川村有布子、古里典子(Precious)