【目次】

「トップス」を変えて着回し幅を広げる


フレアデニムパンツに合わせる「トップス」を変え、着回し幅を広げましょう。きれいめカジュアルが叶うシャツやブラウス、抜け感たっぷりのカットソーなどを合わせた実例をピックアップしました。

「シャツ」を合わせてクリーンな着こなしへ

 

フレアデニムパンツと「シャツ」の組み合わせなら、クリーンさが漂ってきちんと感を両立できます。プレーンなシャツで清楚さを高めたり、見本のような柄シャツを迎えて立体感をアップさせて。

「ブラウス」のフェミニンさを共鳴させる

 

華やかさやエレガンスを備えた「ブラウス」は、上品さ漂うフレアデニムパンツと好相性。フェミニンムードを共鳴させ、きれいめカジュアルの完成度をアップ。

「カットソー」もカジュアルに傾きすぎない

 

カットソーとデニムパンツという王道カジュアルスタイルも、膝下が広がったフェミニンなフレアデニムパンツを採用すればラフになりすぎず好都合。俳優のシドニー・スウィーニーは、カットソーの裾をパンツにインしてきちんと感をプラス。さらに赤の差し色でレディな印象へとブラッシュアップしました。

「ニット」で柔らかさを上乗せ

 

デニムパンツのなかでもフェミニンな表情のフレアラインに、ぬくもりを感じる「ニット」を合わせて柔らかさを足せばしなやか。好印象にまとめたいときにおすすめです。

「パーカ/スウェット」を合わせ軽やかに

 

膝下が広がって、アクティブさも備えたフレアデニムパンツに、動きやすい「パーカ」や「スウェット」を合わせて軽やかさをアピール。ひとさじのフェミニンが効いてルーズになりません。

「アウター」を重ねて立体感をアップ


ジャケットやコートなどの「アウター」を重ねて、フレアデニムパンツの装いに立体感を授けて。特徴的な形のデニムパンツとアウターの、好バランスなコーディネート術を解説します。

ブラウンジャケットで穏やかに引き締める

 

ブルーのフレアデニムパンツに、ごく淡いパステルブルーのシャツを合わせて好印象を獲得。そこにブラウンのジャケットを重ね、穏やかな引き締め効果をプラス。ブラウンなら黒よりソフトなので、優雅さを演出できます。

黒のビッグジャケットを重ねてかっこよく

 

黒レースの切り替えがフェミニンな白トップスに、マスキュリンな黒ジャケットを重ねてミックススタイルにすると表情豊か。ブルーのデニムパンツで外せば、ちょうどいい抜け感が加わって気張って見えません。優雅なワイドフレアなら、上品さはそのまま。

チェック柄コートを重ねればリズミカル

 

白シャツとブルーフレアデニムパンツというきれいめカジュアルに、チェック柄コートを重ねて小気味よく。ネイビーとブルー、白をミックスしたことで清潔感が漂っています。足首が見えるクロップド丈のフレアパンツとヒールパンプスを合わせれば、きゅっとした足首が強調され華奢見え効果抜群。

ワイドフレアデニムで迫力を宿す

 

襟のバイカラーが新鮮な、キャメルのチェスターコートを着用していた俳優のキャリー・マリガン。黒トップスやビターブラウンバッグとのシックな色合わせに映えるよう、パンツはブルーデニムをセレクト。ワイドフレアなら、迫力が宿ってモードな大人カジュアルが完成します。

フレアデニムパンツを投入して親しみやすさをプラス

 

ツヤのある黒コートとチャコールグレーのデニムパンツ、シルバーバッグというスタイリッシュな着こなしは、フレアデニムパンツの曲線でフェミニンをひとさじ加え、親しみやすく。イエローソールがアクセントのスニーカーを足し、ダークカラーコーディネートのアクセントに。

「靴」スニーカーやパンプスなどで印象チェンジ


ここからは、フレアデニムパンツに合わせたい「靴」をご紹介します。スニーカーでカジュアルに振り切ったり、パンプスで上品さをミックスしたりと、導きたい印象に合わせて足元のアイテムを変えましょう。

「スニーカー」でフェミニンカジュアルを堪能

 

相思相愛な、デニムパンツとスニーカーの組み合わせ。フレアシルエットのパンツを選べば優雅さが加わって、カジュアルの中にも品の良さやフェミニンを感じさせることができます。

「パンプス」を合わせてクラスアップ

 

デニムパンツのなかでもしなやかな印象のフレアデニムパンツに、上品シューズ代表格の「パンプス」を合わせると簡単にクラスアップが実現。モデルのクリスティ・ターリントンはふわっと広がるライトブルーのフレアデニムパンツに、凛とした黒パンプスを合わせメリハリを叶えました。

「ヒールサンダル」で華奢見え効果を獲得

 

足先までしっかり見える「サンダル」を迎えて足元の華奢さを強調すると、裾周りが広がったフレアデニムパンツと抑揚がついて良バランス。優雅な形のパンツとの相乗効果で、レディなムードも引き上がります。

「ブーツ」のスパイスを効かせて

 

着こなしにきりりとした格好良さを加えてくれる「ブーツ」。華奢なブーツでフレアデニムパンツとのメリハリを作るのはもちろん、ゴツめブーツで足元に重厚感を宿してもよし。モデルのプリティカ・スワラップは、ジャケットとフレアパンツのデニムセットアップに、先の尖った黒ブーツを掛け合わせスマートに見せました。

「ローファー」の程よいきちんと感がちょうどいい

 

歩きやすい上にきちんと見える万能ぶりが頼もしい「ローファー」は、しなやかな形でラフになりすぎないフレアデニムパンツと好相性。気張らないスタイルにまとまり、こなれ感抜群です。

「きれいめ」にしなやかフレアデニムパンツがマッチ


カジュアルなデニムパンツも、優雅なフレアシルエットなら「きれいめ」スタイルにフィット。上品にまとめた、大人のためのコーディネートをピックアップしました。

構築的なジャケットとフレアデニムパンツを合わせて

 

かりっとした見た目の黒ジャケットは、ウエストがくびれたデザインを選びつつ、膝下がゆるやかに広がるフレアパンツを合わせて優雅さをアピール。デニム素材のパンツなら、かしこまりすぎず小粋がムードが漂います。

セットアップで楽々絵になる

 

ジレとフレアパンツのデニムセットアップを着用していた、俳優のケイティ・ホームズ。カジュアルな印象のデニム素材も、きれいめなデザインのセットアップで大胆に取り入れればモダンさが引き立ちます。ダークブラウンのワイドスクエアトゥシューズでスタイリッシュさを底上げ。

淡いピンクを合わせて適度な甘さを楽しむ

 

フレアデニムパンツの美しい曲線を際立てるために、トップスはコンパクトな形と丈感をセレクト。パステルピンクのニットアンサンブルをセレクトし、程よい甘さを堪能。ニットと同じ色のショルダーバッグと、シルバーバッグのダブル使いがキャッチーさに貢献。

レースやカラーアイテム合わせで高揚感のある装いへ

 

クリームホワイトの総レーストレンチコートや、マスタードイエローのトップス、赤のTストラップサンダルが華やかな着こなし。デニムパンツがあれば、抜け感がプラスされくどくなりません。ふわっと広がるフレアシルエットなら、ほかのアイテムとの調和を取ることに成功。

細かなテクニックを使ってリズミカルな装いへ

 

ピンストライプの白シャツとベージュコートのきれいめコンビに、デニムパンツを合わせてミックススタイルを作ったカーリー・クロス。ワイドフレアデニムの裾を細めに折り返し、さらにシャツの裾を半分だけインするテクニックで小気味よく仕上げました。

柔和なニュアンス配色で優しげに

 

一見難しそうなファージャケットも、慣れ親しんだデニムパンツとなら気張って見えません。またフワフワファーとフレアパンツを合わせると、しなやかさが倍増。クリームホワイトやベージュ、ライトグレーのニュアンス配色で透明感を放ちました。

「カジュアル」程よいフェミニンを宿して


オフの日の「カジュアル」スタイルは、フレアデニムパンツならではの程よいフェミニンを頼りにするとラフに傾きすぎません。お洒落心を満たせるコーディネート見本をお届けします。

フレアデニムで動きを加えて

 

Tシャツとデニムパンツ、スニーカーのカジュアルスタイルを披露したカイア・ガーバー。きりっとしたオールブラックに任せれば、シックなムードを両立できます。膝下が広がるフレアパンツで動きを加え、単調になるのを阻止。

モノトーン配色なら大人顔

 

ざっくりとしたローゲージのニットベストに、デニムパンツを合わせてリラックス。フレアデニムパンツでほんのりフェミニン気分を加えつつ、落ち着いたモノトーン配色にすることで大人らしさを叶えて。

シルエットにこだわり無難にさせない

 

白Tシャツ、ブルーデニムパンツ、スニーカーを合わせた爽やかカジュアルは、裾が泳ぐビッグシルエットのTシャツとワイドフレアデニム、プラットフォームのスニーカーというこだわりの形なら無難になりません。黒バッグを迎え、さらにヘアをすっきりまとめて引き締め。

フレアデニムとスニーカーを白でリンク

 

アクティブさを備えたフレアデニムパンツとスニーカーを白でリンクして、軽快さを強調。黒のチェック柄シャツを合わせると、重心が上に配置されて身軽さが倍増。仕上げにチェーンストラップのバッグを投入し、きちんと感をひとさじ。

ワントーンルックにカラフルストールを差して

 

カットソーとデニムパンツ、スニーカーの休日スタイルを披露した俳優のナオミ・ワッツ。しなやかなフレアデニムとローテクスニーカーなら、キレイを両立できます。ライトトーンでまとめたベージュコートとブルーデニムに、カラフルなストールを重ねて絵になるカジュアルをコンプリート。

ベージュを基調としてまろやかに

 

デニムパンツやスニーカーを使ったゆったりシルエットのリラックススタイルも、品の良いベージュを基調とすればなりルーズになりません。デニムパンツのフレアラインがフェミニティを盛り上げます。引き締め役はベージュとマッチする、穏やかなブラウンをセレクト。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香