程よい抜け感があか抜けた印象を叶えて、程よいきちんと感がルーズになりすぎるのを防止してくれる… そんなちょうどいいバランスのカジュアルミックススタイルでファッションを改めて楽しんでみませんか?

参考にしたいアイディアが詰まった三人の海外インフルエンサーの着こなしをピックアップしました。

■1:アンナ・ウィンターは…クラシカルなベージュチェスターコートを重ねシティに馴染む装いへ

ベージュや淡いグレー、ライトブルージーンズで色のトーンを統一すれば調和が生まれます。
ベージュや淡いグレー、ライトブルージーンズで色のトーンを統一すれば調和が生まれます。

デジタルクリエイターのアンナ・ウィンターをベルリンにてスナップ。カジュアルな装いをスタイリッシュに導いたテクニックとは?

ロゴがアクセントのスウェットプルオーバーに、ブルージーンズ、ホワイトスニーカーを合わせ、着心地の良いストレスフリーなカジュアルスタイルをメイク。淡い淡いグレーのプルオーバーのインにホワイトのタートルニットを忍ばせつつ、ゴールドのネックレスを添えるレイヤードテクで奥行きを作れば、凝った印象がアップして洒落たオーラが放てます。

そこに王道のきれいめアウターであるベージュのチェスターコートをかけ合わせ、カジュアルをクラスアップ。さらにヘアもタイトにまとめモードに誘導したことで、シティに馴染む装いに仕上がりました。

■2:ソニア・ライソンは…端正なチェック柄ジャケットにカラーを効かせて新鮮に

トレンドの鮮やかグリーンを活用すれば、遠くからでも目を引く着映えスタイルに。
トレンドの鮮やかグリーンを活用すれば、遠くからでも目を引く着映えスタイルに。

2021年11月24日、インフルエンサーのソニア・ライソンをイタリアのローマでスナップ。カラーアイテムを使った着こなしがお得意な彼女らしい装いを披露しました。

エレガントな千鳥格子柄のジャケットに、あえてスウェットパンツとスニーカーを合わせカジュアルダウンさせ、今っぽい抜け感のある装いに仕上げていました。旬の鮮やかグリーンを活用すれば、カジュアルながらもモードな雰囲気まで演出できます。

これだけだとトップスとボトムスのテンションの差が出過ぎてしまう印象ですが、黒のキャップを投入したことで互いが馴染んでまとまりがよくなりました。

■3:ダイアン・バトゥキナは…ホワイトとグレージュの洗練配色でぱっと目を引く装いへ

冬の街並みに映えるホワイトをメインとした着こなしで気持ちまで明るく。
冬の街並みに映えるホワイトをメインとした着こなしで気持ちまで明るく。

フランスのパリにてスナップされた、インフルエンサーのダイアン・バトゥキナ。冬にこそ映える、ホワイトを基調とした着こなしで凛とした出で立ちへ。

冬になると自然とブラックやダークカラーに手が伸びやすくなりますが、冬だからこそホワイトを活用することをリコメンド。華やかかつ明るい表情になり、背筋までしゃんと伸びそうです。ニットとデニムとおぼしき親近感のある素材なら、全身白の装いも気恥ずかしくなりません。

そこにグレージュが洗練感を宿すダウンジャケットを重ね、立体シルエットをメイク。さらにクリアホワイトの装いに調和させたオフホワイトのバッグを添え、色の奥行きを作ると絵になります。


こなれた雰囲気が高まるカジュアルミックスの装いに身を包めば、ファッションが与えてくれる高揚感を改めて実感できそう。カジュアルだからこそ、ちょっとそこまでのお出かけの際にも参考にできるのが嬉しいところ。是非、ご紹介した三人の着こなしを日々に取り入れてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香