フランスでは公現祭(1月6日)のお祝いに食べられる伝統的なお菓子「ガレット・デ・ロワ」。「王様のケーキ」という意味で、元はキリストの生誕に絡むお祝いでしたが、今では新年を祝うお菓子として1月いっぱい食べられるスイーツとなっています。
平たいパイ生地の中にはアーモンドクリームが入っていますが、その中に「フェーブ」という小さな陶器のフィギュアを隠し入れ、切り分けたときにそのフェーブが入っていたピースに当たった人は、その日1日“王様・女王様”として王冠をかぶり、周りの人に祝福されます。さらに、1年間幸運が訪れるともいわれています。
近年では日本のラグジュアリーホテルでも新年に販売されるようになった「ガレット・デ・ロワ」は、新年の家族の集まりや手土産にもぴったり。ラインナップをチェックしましょう。
新年の縁起物!ラグジュアリーホテルの「ガレット・デ・ロワ」4選
■1:京都らしい桜モチーフがかわいらしい「ガレット・デ・ロワ フォションホテル京都オリジナル」/フォションホテル京都
130年の歴史を誇るフォションが世界で2件目に作ったホテル「フォションホテル京都」。京都での観光を楽しみながら、ホテルへ帰ればフランスの香りを感じられる、稀有な体験ができる唯一無二のホテルです。
ホテル1Fにあるペストリーブティック「ペストリー&ブティック フォション」にて、ガレット・デ・ロワの予約販売が始まっています。
京都らしい桜のデザインに焼き上げた「ガレット・デ・ロワ フォションホテル京都オリジナル」(30台限定)と伝統的な太陽のデザインの「ガレット・デ・ロワ クラシック」の2種が登場。
ともに、たっぷり使用されているアーモンドクリームには、ラズベリーが加えられていて、酸味がアクセントになっています。サクサクで香り豊かなパイ生地で包み焼き上げられています。
問い合わせ先
- フォションホテル京都
- 受取場所/1F「ペストリー&ブティック フォション」
予約期間/~2022年1月31日(月)
受取期間/2022年1月6日(木)~31日(月)10:00~18:00
TEL: 075-751-7711
住所/京都府京都市下京区難波町406
■2:こだわりのチョコレートが香る「ガレット・デ・ロワ・ショコラ」/ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
東京・品川駅港南口直結でアクセス良好な「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」。東京の街を一望できる高層階の部屋やレストランで、きめ細かなサービスを受けられ、リラックスできる心地よいホテル体験ができます。
26F イタリアングリル「メロディア」で販売される「ガレット・デ・ロワ・ショコラ」。ピックアップ日当日に焼き上げられるパイ生地は、サクサク感とクリーム部分のしっとり感の異なる食感を味わえます。
エグゼクティブペストリーシェフ・長田氏こだわりのエクアドル産アリバ種をつかったチョコレートを、パイ生地やアーモンドクリームにも練り込んであり、オリジナリティあふれるガレット・デ・ロワ・ショコラに仕上がっています。
香り豊かなパイの中には、フェーブの代わりにアーモンドが隠れていて、ドキドキの演出もしっかりできますよ。
問い合わせ先
- ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
- 受取場所/26F イタリアングリル「メロディア」
予約期間/受取の3日前までに要予約
受取期間/2022年1月1日(土)~1月10日(月)14:00~19:00
TEL:03-5783-1258
住所/東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー26F~32F
■3:オリジナルブレンドティーが香る扇形の「ガレット・デ・ロワ」/マンダリン オリエンタル 東京
マンダリン オリエンタル日本初のホテルとして、2005年12月、東京の日本橋三井タワーに開業した「マンダリン オリエンタル 東京」。38F建ての建物の高層階に位置し、ゆとりあるゲストルームに最先端のITを取り入れ、東京を眼下に見渡す眺望とともに快適なステイが楽しめます。
1Fのグルメショップにて150個限定で販売される「ガレット・デ・ロワ」。マンダリン オリエンタル 東京のシンボルでもある扇形にデザインされ、見た目からも縁起のよいスイーツに仕上がっています。
繊細な生地が幾重にも重ねられたサクサクのパイ生地の中には、オリジナルブレンドティーが香るアーモンドクリームと、「フェーヴ」代わりのヘーゼルナッツが包まれています。
予約なしの店頭販売のみになります。
問い合わせ先
- マンダリン オリエンタル 東京
- 販売場所/1F「ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ」
- 販売期間/2022年1月1日(土祝)~31日(月)
TEL:0120-806-823(レストラン総合予約 9:00~21:00)
住所/東京都中央区日本橋室町2-1-1
■4:アーモンドクリームたっぷりでクラシカルな「ガレット・デ・ロワ」/帝国ホテル 東京
東京・日比谷にある「帝国ホテル 東京」。1890年の開業時から「日本の迎賓館」として、培ってきた伝統のおもてなしを提供する圧倒的な存在感を誇るホテルです。
2021年12月1日に1Fホテルショップ「ガルガンチュワ」がリ帝国ホテルプラザ 東京1Fに移転・ニューアルオープン。売場面積が広くなり、パティスリー ガルガンチュワ、エピスリー ガルガンチュワ、カドー ガルガンチュワの3つのエリアに分けられました。
ホテル伝統のメニュー、旬の素材を活かしたデリカテッセン、熟練のシェフによる焼き立てのおいしさが楽しめるベーカリー、ソーセージやチーズ等のグロサリーを取り揃えた「エピスリー ガルガンチュワ」にて、「ガレット・デ・ロワ」を期間限定で販売しています。
アーモンドクリームが入ったクラシカルな「ガレット・デ・ロワ」は、時間をかけて焼き上げられ、サクサクとした生地の食感が楽しめます。陶器のフェーブは別添えで、パイの中にはアーモンドが1粒入っています。
2021年12月28日(火)~2022年1月16日(日)の期間、12:00から店頭にて販売します。
問い合わせ先
- 帝国ホテル 東京
- 販売場所:帝国ホテルプラザ 東京1F ホテルショップ「ガルガンチュワ」内「エピスリー ガルガンチュワ」
- 販売期間:2021年12月28日(火)~2022年1月16日(日) 10:00~19:00
TEL:03-3539-8086(ガルガンチュワ直通)
新年を寿ぐスイーツ「ガレット・デ・ロワ」。平穏な2022年を願って、家族や大切な方とのティータイムのお供や手土産にしてみませんか。
※外出時には新型コロナウイルスの感染予防対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 田中いつき
- EDIT :
- 小林麻美