冬の装いをフレッシュにアップデートしてくれるカラー小物。

いつものダークカラーやベーシックカラーの着こなしにこそよく映えるので、小物だけアップデートすれば良いという手軽さも魅力的です。

ここではイエロー、レッド、グリーンの活用方法をチェックしてみましょう。

■1:エリカ・ボルドリンは…ノーブルなネイビーに淡いイエローを効かせまろやかに

落ち着いた印象のネイビーだからこそ、柔らかなイエローが引き立ちます。
落ち着いた印象のネイビーだからこそ、柔らかなイエローが引き立ちます。

ミラノファッションウィークにて、インフルエンサー、そしてヴィーガンスキンケアブランド『Honieh Beauty』の創設者であるエリカ・ボルドリンをキャッチ。来たる春への期待が膨らむような、淡いイエローのバッグを差し色として投入していました。

冬の街中で凛としたオーラを放つ、ノーブルなネイビーのベルテッドコートを活用しつつ、ライトブルーのデニムシャツにブルージーンズを合わせ、カラーグラデーションを作ることで奥行きを演出しました。

上品なカラーコーディネートにモダンさをトッピングすべく、足元にはゼブラ柄のブーツをオン。ベージュベースならモードになりすぎず、品よく馴染ませることができます。バッグはネイビーに映える、淡いイエローをセレクトしメリハリを叶えながら、さりげなく季節の先取りを実行しました。

■2:ヴィクトリア・ショイは…ぱっと目を引くレッドを活用して白黒の装いを更新

白黒配色だからこそ小さい面積のレッドが異彩を放ちます。
白黒配色だからこそ小さい面積のレッドが異彩を放ちます。

デジタルクリエイターのヴィクトリア・ショイを、ベルリンにてスナップ。定番の白黒コーディネートも、鮮烈なレッドのシューズをかけ合わせれば見違えます。

白系で統一したトップスとパンツは、ニットとジーンズの異素材ミックス、そしてクリームホワイトとクリアホワイトのカラーグラデーションにすればのっぺりして見える心配がありません。バッグと靴下も白で統一し、清潔感ときちんとしたムードを高めました。そこに黒のレザージャケットを投入し、オールホワイトの装いをきりりと引き締め。

これだけだとやや単調になってしまうところ、ヴィヴィッドなレッドシューズを合わせることで着映えを実現。クラシカルな佇まいのビットローファーだからこそ、トゥーマッチにならず大人らしさをしっかりキープできます。

■3:ソニア・ライソンは…引き続きトレンドの鮮やかグリーンでキャッチーに

ストールを大きめに広げて、鮮やかグリーンの存在感を引き立てて。
ストールを大きめに広げて、鮮やかグリーンの存在感を引き立てて。

インフルエンサーのソニア・ライソンをローマでスナップ。カラーアイテムを活用したコーディネートがお得意の彼女らしい装いで登場。来たる春夏シーズンもトレンド継続の予感がするグリーンを活用していました。

ジャケットとパンツの組み合わせは、ビッグシルエットのウールジャケットとスウェットパンツを選ぶことでコンフォートさを確保。ブラウンのジャケットに鮮やかなグリーンの大判ストールとバッグを投入すれば、鮮度が宿るだけでなくアースカラーならではの爽やかさまで醸すことができます。スニーカーも、ストールとバッグの色を拾ったグリーンをワンポイントで取り入れることで、調和をもたらしました。適度に厚みのあるシルエットなら、トレンド要素を上乗せすることができます。


バッグ、シューズ、ストールのカラー小物で、冬の装いを新鮮に仕上げる方法をご紹介しました。新たな冬アイテムを買い足すのはちょっと躊躇する… というタイミングでも、カラー小物ならオールシーズン活躍させることができるので是非参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香