オンオフ使えるセットアップは、着まわし力が高く非常に重宝するアイテムであるが、撥水性やストレッチ性などの機能性が目立っているようにも感じる。化繊が持つ機能性は嬉しい反面、どこか安っぽさを感じてしまうが、やはり、天然素材ならではの大人らしい表情を選ぶに越したことはない。そこで、「イレーヴ」のセットアップを提案したい。レディースから始まったブランドであるが、2022年春夏から、本格的にメンズラインをスタートさせ、今季注目したいブランドのひとつだ。

清涼感溢れる美しい風合いの「イレーヴ」のセットアップ

ジャケット￥72,600・パンツ￥36,300（ザ ライブラリー 表参道店〈イレーヴ〉）
ジャケット￥72,600・パンツ￥36,300（イレーヴ）

TOP糸で織られた英国のサマーウールにオーバーダイを施すことで、淡い色彩の中にも深みのある表情をした「イレーヴ」のセットアップは、ウエストは絞らず、ワイドテーパードシルエットでオーバーサイズ感のある着心地が魅力。ジャケットは薄くパッドを入れた軽い毛芯仕立て、パンツはマーベルト仕様などの本格的なつくりを施すことで、カジュアルになりすぎない端正な佇まいと着用時の美しいシルエットを生み出している。

ザ ライブラリー 表参道店

スニーカーを合わせたラフな着こなしでカジュアルに！

ジャケット¥72,600・ニット¥30,800・パンツ¥36,300（ザ ライブラリー 表参道店〈イレーヴ〉）、スカーフ¥9,680（真下商事〈ヴィンセンツォ ミオッツァ〉）、スニーカー¥26,400（サンスペル 表参道店〈ウォルシュ〉）
ジャケット￥72,600・ニット￥30,800・パンツ￥36,300（イレーヴ）、スカーフ￥9,680（真下商事〈ヴィンセンツォ ミオッツァ〉）、スニーカー￥26,400（サンスペル 表参道店〈ウォルシュ〉）

「イレーヴ」のセットアップは、トーンを揃えたクルーネックを合わせて極力シンプルなコーディネートにすることで、オーバーサイズシルエットが効果的に強調され品の良い着こなしになる。足元は革靴でもよいが、スニーカーでラフに合わせて今っぽく着崩したい。

以上、「イレーヴ」のセットアップを紹介した。レディースから始まったブランドであるから、どことなく柔らかい印象を与えてくれる。肩肘張らないシルエットは、ビジネスとカジュアルの中間に立つような存在だから、シーンを選ばず活躍することだろう。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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MEN'S Precious編集部 
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島本一男（BAARL）
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